オートレースコラム

オートレースグランプリで頂上決戦!選抜方法や歴代優勝者も紹介

オートレースグランプリは、オートレースにおけるSG(スーパーグレード)競走のひとつです。

大会が創設されたのは1997年と歴史の浅いレースながら、選考期間内のレースで結果を残した選手が出場するので、出場する選手はもとよりレースも必然的にハイレベルとなります。

本記事では、オートレースグランプリの概要や魅力から出場者の選抜方法、見どころ、過去のレース結果などについて紹介していきます。

オートレースグランプリとは?

オートレースグランプリは1997年12月24日に船橋オートレース場で第1回が開催され、2020年大会で24回を数えるレースです。

ほかのSG競走と比べると歴史の浅いレースながら、選考期間内のG1レース優勝者や優勝戦ポイント上位者など結果を残した選手が出場することもあり、日本一勝負強い選手を決める大会といえます。

初年度から第4回(2000年)までは12月に、2001年の第5回から2015年の第19回までは9月中旬~下旬の開催でした。なお、2016年(第20回)からは8月中旬に開催されています。

また、第17回(2013年)までは各レース場持ち回りで開催でしたが、第18回(2014年)以降の7大会は伊勢崎オートレース場での開催です。

なお、2015年の第19回以降はナイター開催されています。ナイター開催ができるのは伊勢崎を除くと、飯塚オートレース場と川口オートレース場に限られるので、このままナイターが続くのであれば、この3レース場で持ち回りになると考えられるでしょう。

オートレースグランプリの出場選手の決まり方

2020年大会の選手選抜方法は、以下のとおりです。

  • 前回優勝者:1名
  • S級選手:最大48名(※1・※2)
  • G1レース優勝者および選考期間内の優勝戦得点上位者:47名~49名(※3・※4)
  • 補欠上位者(優勝戦得点次順位者):15名(※5)

※1 前回優勝者とS級選手が重複する場合、およびS級選手で選考対象除外者がいる場合はその分の人数が差し引かれます。前回優勝者と選考対象除外者が各1名ずついる場合、選考されるS級選手は46名です。

※2 S級選手のランクは、当該年度前期のランクを適用。

※2 選考期間は前年6月1日~当年5月31日までの1年間。その間に開催されたG1レース(プレミアムカップを含む)の優勝者および、その間に開催された開催節の優勝戦出場選手の順位に応じて得点を付し、その合計得点上位者を選抜します。

※3 優勝者が全員S級選手だった場合は、G1レース優勝者枠はすべて重複分として扱われ、選抜されるのは優勝戦得点上位者のみです。

※4 優勝戦得点次順位者(2020年度は50位以下)のうち、上位15名は補欠選手として選考されます。

オートレースグランプリの賞金

オートレースグランプリは以下のような流れでおこなわれ、最終日の優勝戦で1着になった選手は優勝賞金1,300万円を手にします。

  • 初日:開幕戦(1R)・予選(2R~6R、8R)・グレードレース7(7R)選抜予選(9R~12R)
  • 2日目:二次予選(7R以外の11レース)・グレードレース7(7R)
  • 3日目:一般戦(1R~4R)・準々決勝戦(5R・6R、8R~12R)・グレードレース7(7R)
  • 4日目:一般戦(1R~6R、8R)・グレードレース7(7R)準決勝(9R~12R)※準決勝の1着・2着の計8名が優勝戦進出。
  • 最終日:G☆Smil大集合! (1R)一般戦(2R~6R)・グレードレース(7R)・特別一般戦(8R・9R)・選抜戦(10R)・特別選抜戦(11R)・優勝戦(12R)

オートレースグランプリの魅力や見どころは?

オートレースグランプリ画像

オートレースグランプリの直近6大会(2015年~2020年)では、ナイター開催となっています。ナイター競走ということもあり、昼開催にはない魅力や見どころもたくさんあります。

以下では、そんなオートレースグランプリの魅力・見どころについてご紹介していきましょう。

1.ナイターなどもあり多くの人が注目するレースになる

オートレースグランプリは伊勢崎オートレースでおこなわれるようになってから、2015年以降の大会はすべてナイター開催です。

そのため、メディアも多く駆けつけるなど注目度もここ数年で一気に上がっています。

屋台などといった出店もあるので、多くの人で賑わいを見せるとともにちょっとしたお祭りのようです。

またナイターの場合、四方八方からライトで照らされるため、影ができやすくなります。それが自分のものか後続のものかわかりにくいこともあり、これが心理的に大きな影響を及ぼすことも。

こうした昼のレースにはない駆け引きも、ナイター開催されるオートレースグランプリの見どころといえるでしょう。

オートレースグランプリの歴代優勝者

オートレースグランプリは、1997年にはじまった歴史の浅いレースです。このレースが創設されて以降、このレースがSGレース初優勝という選手は8人います。

つまり、このグランプリはSGレースの登竜門ともいうべき大会です。

ここでは2018年~2020年までの過去3年の優勝者を紹介するとともに、レースを振り返ります。

◆2018年(第22回)青山周平選手

青山周平選手

1周回でトップに立ったのは、2番の青山周平選手。2位~4位は、1番の早川清太郎選手、4番の鈴木圭一郎選手、5番の佐藤貴也選手で激しく争います。

一時は佐藤が2位~3位に入ったものの、5周目以降は早川と鈴木が2位争いを繰り広げました。レースは、1周回でトップに立った青山がそのままトップの座を譲らずにそのまま1着でゴール。

2位は9周回~10周回で鈴木を追い抜いた早川、3着は鈴木でした。なお、青山選手はオートレースグランプリ初優勝を飾りました。

レース結果

配当

2連単:2-1 6,650円(14番人気)
2連複:2=1 2,220円(6番人気)
3連単:2-1-4 17,700円(43番人気)
3連複:1=2=4 610円(3番人気)
ワイド:1=2 640円(12番人気)
2=4 140円(1番人気)
1=4 170円(2番人気)
単勝:2 1,150円(4番人気)
複勝:2 120円(2番人気)
1 200円(6番人気)
4 100円(1番人気)

◆2019年(第23回)青山周平選手

1周回でトップに立った1番の青山周平選手が、最後までトップをキープしてそのまま逃げ切り1着でゴール。見事に連覇を達成しました。

2着~4着は2番の鈴木圭一郎選手、3番の早川清太郎選手、4番の荒尾聡選手の3人が激しく争い、途中までは荒尾選手が優位にレースを進める場面も。しかし、荒尾は9周目からは4位に後退し、巻き返しならずそのまま4着でゴール。

3番の早川、2番の鈴木はずっと2位~4位の間を走っており、9周回でそれぞれ2位と3位に浮上。終わってみれば、昨年と同じレース結果でした。

レース結果

配当

2連単:1-3 1,870円(8番人気)
2連複:1=3 1,020円(5番人気)
3連単:1-3-2 3,800円(15番人気)
3連複:1=2=3 290円(1番人気)
ワイド:1=3 280円(4番人気)
1=2 150円(2番人気)
2=3 130円(1番人気)
単勝:1 400円(3番人気)
複勝:1 130円(3番人気)
3 110円(2番人気)
2 100円(1番人気)

◆2020年(第24回)伊藤信夫選手

伊藤信夫画像

レースは、序盤からともにスピードレースを持ち味とする、5番の伊藤信夫選手と2番の有吉辰也選手のマッチレースとなりました。

最後までこの2人が先頭を争い、7周目でトップを奪い返した伊藤が、有吉の追撃を振り切り見事1着でゴール。有吉は巻き返しならず2着でした。

昨年まで2連覇中だった8番の青山周平選手は。1周回で8位と後方からのスタートとなりました。徐々に巻き返して上位にあがり、9周回で4位10周回で3位まで巻き返したものの、これが精いっぱいで3着。惜しくも3連覇はなりませんでした。

優勝した伊藤選手は落車事故以降低迷していましたが、SGレースでは2007年の全日本選抜以来13年ぶりのSGレース優勝を果たしました。

レース結果

配当

2連単:5-2 6,770円(21番人気)
2連複:2=5 4,230円(11番人気)
3連単:5-2-8 18,080円(64番人気)
3連複:2=5=8 2,880円(12番人気)
ワイド:2=5 1,160円(13番人気)
5=8 440円(6番人気)
2=8 580円(7番人気)
単勝:5 690円(4番人気)
複勝:5 200円(5番人気)
2 340円(7番人気)
8 160円(3番人気)

オートレースグランプリはファンの心を鷲掴みにする激熱レース

SGのなかでは歴史の浅いレースですが、2020年に伊藤信夫選手が13年ぶりの優勝を飾ったような、ファンの心を鷲掴みにするような白熱したレースが見られます。

全戦がナイターでおこなわれ、ちょっとしたお祭りのような雰囲気を楽しめるので、ぜひ一度観戦してみてください。

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