オートレースコラム

オートレースの史上最高配当はいくら!?最高配当トップ5を紹介!

公営競技であるオートレース。
車券を購入する方であれば、誰しもが万車券を夢見るもの。万車券を的中させるのは簡単ではありませんが、過去にどのくらいの最高配当が飛び出したのかご存じですか?

本記事では、オートレースの歴史に残る最高配当をご紹介します。頻繁に最高配当を超える万車券は飛び出しませんが、過去の最高配当を知り、夢を見て車券を購入するのも楽しいかもしれません。

オートレース史上最高配当は3連単で1,572万円!

オートレース史上最高配当が飛び出したのは、2006年5月22日伊勢崎オートレース場で開催された12R。

その額なんと3連単1,572万1,720円という驚くような金額です。336とおりの3連単の331番人気で、総投票数のわずか1票が的中しました。

ちなみに、公営競技の3連単の最高配当は、2012年8月4日に新潟競馬場で開催された5Rで飛び出した2,983万295円。
1,572万1,720円という金額は、公営競技の括りのなかでも第2位となる歴史的な記録となりました。

歴代の最高配当のレースを振り返ろう

オートレースの最高配当1,572万1,720円は驚くような金額ですが、ほかにも高額な配当が飛び出したレースはいくつもあります。

以下では、長い歴史のなかで高額な配当を残したレースをご紹介します。

最高配当1位 3連単1,572万円

オートレース史上最高配当となる3連単1,572万1,720円が飛び出した2006年5月22日伊勢崎オートレース場で開催された12R。

レースは以下の選手で開催されました。

  • 1番車:谷川一貴
  • 2番車:田中守
  • 3番車:高橋貢
  • 4番車:中野光公
  • 5番車:岩科州
  • 6番車:田島敏徳
  • 7番車:高田克重
  • 8番車:松丸浩太
    天候は晴れ、良走路での開催となり、松丸浩太郎選手や高田克重選手が本命と思われていました。

スタート直後は松丸浩太郎選手が1位、高田克重選手が2位と順調な走り出しを。しかし、高田克重選手は4周回から順位が徐々に下がり、あっという間に最下位に転落。

松丸浩太郎選手も順調でしたが、6周回に岩科州選手に抜かされてしまい、そのまま岩科州選手が1着という結果になりました。

岩科州選手はハンデが20mも付いており、活躍が期待されていなかっただけにオートレースファンは驚きを隠せませんでした。

レース結果

2連単(5-8):498,410円
2連複(5=8):22,880円
3連単(5-8-1):15,721,720円
3連複(1=5=8):128,510円
ワイド(5=8):1,570円
ワイド(1=5):5,310円
ワイド(1=8):880円
単勝(5):7,650円
複勝1着(5):4,700円
複勝2着(8):1,610円
複勝3着(1):4,700円

最高配当2位 3連単542万円

3連単の配当2位が出たのは、2012年2月23日に浜松オートレース場で開催された3R。レースは以下の選手で開催されました。

小雨が降り、湿った走路で開催されたレース。1番車の小林頼介選手が本命と期待されていました。好スタートを切り、5周回までトップをリードして走行。しかし、6周回に牧野貴博選手と丹村飛竜選手に抜かされ3位へと転落。その後、1着が期待されていた小林頼介選手は5着でゴール線を通過する結果に。

レース結果

2連単(4-8):49,170円
2連複(4=8):18,730円
3連単(4-8-7):5,424,970円
3連複(4=7=8):27,450円
ワイド(4=8):3,380円
ワイド(4=7):3,380円
ワイド(7=8):310円
単勝(4):無投票
複勝1着(4):無投票
複勝2着(8):150円
複勝3着(7):無投票

最高配当3位 3連単331万円

3連単の配当3位が出たのは2015年8月13日に浜松オートレース場で開催された3R。レースは以下の選手で開催されました。

天候は曇り。湿度の高い湿った走路での開催でした。

スタート直後は人気の榑林敏郎選手が好スタートを切り、2周回まで1位をキープ。しかし、スタート直後から後続を走る吉田富重選手に抜かされてしまいました。

その後、スタート直後に7位だった和田健吾選手が徐々に追い上げを見せ、2位でゴール線を通過。1着吉田富重選手、2着和田健吾選手、3着高倉健吾選手という結果に。

レース結果

2連単(2-7):56,300円
2連複(2=7):14,400円
3連単(2-7-3):3,314,850円
3連複(2=3=7):186,410円
ワイド(2=7):5,460円
ワイド(2=3):10,850円
ワイド(3=7):2,220円
単勝:特払い70円
複勝1着(2):490円
複勝2着(7):210円
複勝3着(3):490円

最高配当4位 3連単276万円

3連単の配当4位が出たのは2007年2月3日に伊勢崎オートレース場で開催された3R。レースは以下の選手で開催されました。

  • 1番車:伊藤弘幸
  • 2番車:岩本君男
  • 3番車:赤坂勝彦
  • 4番車:束田亮
  • 5番車:大貫宗一
  • 6番車:須崎忠夫
  • 7番車:石川巌
  • 8番車:猪股忠

天候は晴れ。良走路で絶好のレース日和のもと開催されました。

レースは猪股忠選手が圧倒的に本命とされており、ほかの選手には大きなハンデが付けられていました。スタート直後から6周回までは順調なレース展開を見せていましたが、最終周で猪股忠選手に抜かされてしまい、2位に転落。3着は好スタートを切れなかった赤坂勝彦選手が徐々に差を縮め3位という結果に。

1着、3着となった選手には大きな50mの大きなハンデが付けられていましたが、車券に絡んだことによって大きな配当が飛び出しました。

レース結果

2連単(2-8):10,900円
2連複(2=8):7,450円
3連単(2-8-3):2,760,900円
3連複(2=3=8):33,090円
ワイド(2=8):850円
ワイド(2=3):460円
ワイド(3=8):1,470円
単勝(2):540円
複勝1着(2):110円
複勝2着(8):無投票
複勝3着(3):110円

最高配当5位 3連単275万円

3連単の配当が出たのは、2008年1月25日に川口オートレース場で開催された1R。レースは以下の選手で開催されました。

  • 1番車:釜本憲司
  • 2番車:岩野守
  • 3番車:中村勝
  • 4番車:河合久
  • 5番車:石川巌
  • 6番車:名本邦俊
  • 7番車:毛利了平
  • 8番車:高橋茂

岩野守選手、石川巌選手、名本邦俊選手3名は好スタートを切り、3周回までは順調なレース展開を見せていました。しかし、3周回の3コーナーでまさかのアクシデントが。毛利了平選手が斜行し、人気を集めていた釜本憲司選手に接触して落車。続けて岩野守選手が追突して落車してしまいました。

そして、1着中村勝選手、2着石川巌選手、3着高橋茂という人気薄が固まった結果となりました。

レース結果

2連単(3-5):9,330円
2連複(3=5):5,170円
3連単(3-5-8):2,750,620円
3連複(3=5=8):88,830円
ワイド(3=5):1,240円
ワイド(3=8):無投票
ワイド(5=8):8,280円
単勝:特払い70円
複勝1着(3):670円
複勝2着(5):無投票
複勝3着(8):無投票

最高配当を夢見て車券購入を楽しもう!

オートレースの最高配当額は、2006年5月22日に伊勢崎オートレース場で開催された12Rで飛び出した1,572万1,720円。2021年2月現在もいまだにその記録は打ち破られていません。

歴史に残る配当が出ることはあまりありませんが、それでも車券を購入するオートレースファンであれば見逃せないレースとなってくるでしょう。

WINTICKET(ウィンチケット)ではレースの高画質ライブ配信を配信しています。スマートフォンやパソコンから簡単に視聴可能なため、歴史的瞬間を見逃さないためにもぜひご利用ください。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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