オートレースコラム

オートレースにおけるハンデとは?ハンデレースの予想方法も解説

オートレースは、ランクの異なる選手が同じレースで競走することがあります。

そのために用意されているのがハンデです。
ハンデは実力に応じて設定され、予想に大きく影響することもあります。

本記事では、オートレースにおけるハンデについて、その決め方や内容、レースの影響や予想方法について解説していきます。

オートレースを面白くする「ハンデレース」とは?

オートレースオープンレース

オートレースのレースには2種類あります。

  • オープンレース
  • ハンデレース

オープンレースとは、力量(技・スピード)が同じ選手同士で競走するレースです。原則、オートレースのスタートはスタートライン(0mライン)からですが、まれに全員が10mハンデラインに並んで走ることもあります。

ハンデレースとは力量が異なる選手間で競走するレースです。ハンデがなければ力量の高いランクが上の選手ばかりが勝ち上がってしまうでしょう。そこで、ハンデレースは、レースを面白くするために設けられています。

ハンデは公営競技の中で、オートレースだけのルール

ハンデというのはオートレースだけのルールであり、競馬・競輪のようなほかの公営競技には採用されていません。

そして、ハンデが設定された選手はスタートする位置が異なり、走行距離が短くなるため若干有利なレースをおこなうことができます。

選手の力量によって決定される

選手の力量によってハンデの有無が決定されます。

たとえば、実力のある選手の場合は通常のスタートラインより後方からのスタートとなり、ほかの選手と比較しても多くの距離を走らなければいけません。

ハンデの内容

オートレースにおけるハンデとは、スタートラインの違いです。

ハンデは10m単位で設定され、最大110mまであります。通常のスタートラインは、「0mライン」もしくは「ゼロ線」と呼ばれ、以下10mごとにラインが引かれます。

10mであれば「10線」、20mであれば「20線」などと呼ばれることもあります。

また、力量のあるS級選手は最重ハンデを課されることが多いです。

ハンデの決め方

ハンデは、選手の実力(ランク)や最近の成績などを加味して決定されます。

現在は競走成績によって3つのランクに分ける、ランキング制が採用されています。そのため、上位にいる選手のハンデが軽くなる、逆に下位の選手が重くなるようなことのないように設定されるのが原則です。

ハンデラインは内側ほどゴールラインに近く、外側ほど遠くなります。そのため、同じハンデの選手が複数いる場合は上位選手が外側に配置されます。

レースの成績が半年ごとに審査され3つのランクに分けられる

オートレースでは、選手を「S級・A級・B級」という3つのランクに分けています。レース成績に基づき半年ごとに審査をおこない、前期と後期のランキングを決定します。

審査の対象期間は、以下のとおりです。

  • 前期:前年の7月1日~12月31日
  • 後期:当年1月1日~6月30日

また、ランクは男女の区別なく決められ、各級の人数は以下のとおりです。

  • S級:上位48名(1位~48位)
  • A級:S級を除く上位232名(49位~280位)
  • B級:S級・A級以外の選手(281位~最下位)

新人選手はデビュー後1年間はB級ランクになる

デビューした新人選手のランクは1年間B級最下位に固定されます。そのため、デビュー後1年間はどんなに競走成績がよくてもこのランクです。

ランク内の順位付けをもとに決定される

実は同じランク内でも順位があり、半年間の競走成績によってS級15位、A級71位などのようにランクと順位が決定されます。

そのため、ランクと順位、ハンデは比例するのが原則です。

ただし、直近の競走成績によっては同じランクの下位選手のほうが重いハンデを設定されることもあります。

S級1位の選手はほかの選手と異なるデザインの勝負服が着れる

オートレースの最高ランクはS級です。そして、このS級のなかでも順位が1位の選手は、最上位選手となります。

S級1位の選手は最上位選手として、ほかの選手とは異なるデザインの勝負服を着てレースに参加することができます。

ハンデレースの予想方法

オートレースは、多くのレースがハンデレースとなります。

オープンレースとなるのは、「スーパースター王座決定戦」などのような選ばれた選手が出場するSG(スーパーグレード)戦のように限定的です。

そのため、予想をする際はこのハンデをどのように考えるかが大切になります。

以下では、予想する際にハンデをどう考えるかについて解説しましょう。

ハンデは10m単位で設定され10mを0.01秒と考える

先にも書いたように、ハンデは10m単位で最大110mです。

「10m=0.01秒」が遅れる計算となるので、最大の110mが設定された場合は1.1秒遅くスタートすることと同じになると考えておきましょう。

試走タイムにハンデを加算して想定競技タイムを算出する

オートレースでは、レースの前に試走をおこない、100mのタイムを発表します。そのタイムにハンデを加算すると、想定競技タイムが算出できます。

たとえば、ハンデがつかない選手の試走タイムが3.50であれば、そのまま3.500です。

ハンデを50mつけられた選手が3.40だった場合は、3.450が想定競技タイムになります。

そのため、プラスされた想定競技タイムがレース展開にどう影響するのかを予想する必要があるでしょう。

選手のスタートタイミングや天候も考慮して予想する

想定競技タイムはあくまでも理論上のタイムです。実際は8人が一斉にスタートするので、ほかの選手が障害物となることもあります。また、後方スタートになると、無理に抜こうとしてマシンに負担がかかることも。

選手によってはスタートが得意な選手もいれば、雨のレースが得意、車体のコンディションなどさまざまな条件があります。

車体のコンディションは試走でわかるので、そういったことを考慮して予想することが必要です。

まとめ

本記事では、オートレースとハンデ、予想方法について解説していきました。

オートレースは力量が反映されやすいので、多くのレースでハンデが設定されます。そのほか、スタートのうまさ・気象条件・車体のコンディションなどもレース展開を左右させる要素となるので、そういった点を考慮することが必要です。

ぜひ本記事を参考にして、予想を楽しんでください。

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