競輪コラム

【速報】KEIRINグランプリ2021共同記者会見レポート

KEIRINグランプリ2021 出場選手による共同記者会見が2021年12月21日(火)におこなわれた。新型コロナウイルスの感染症の感染防止の観点から、出場選手はリモートでの参加となった。9選手のコメントは以下のとおり。

1番車 松浦悠士(広島/第75回『全日本選手権競輪』優勝/出場3回目・3年連続)

今年こそ優勝して賞金王を目指したい。(清水)裕友との(中国勢)ワンツーが理想です。(3回目の出場なので)精神的な余裕も出てきて、過去2回とは違うかなと。(獲得賞金)3億円を目指していた訳ではなかったが、優勝すれば獲得賞金も(記録)更新するということなので狙いたい。今のルールになってからは1番車が有利な枠番だと思うので、(選考順位が)
1位だったので1番車を選択した。静岡の相性は良い。僕から番手が良いと言ったので、しっかり頑張ります。

2番車 郡司浩平(神奈川/第36回『全日本選抜競輪』優勝/出場3回目・3年連続)

今年で3回目になるが、年々優勝したいという想いが強くなる。G1も優勝できたし、自分の中では良い成績を残せたと思うが、安定した成績を残せなかったのは残念。グランプリが控えているので、今はそこに向けて準備をしている。なるべく内枠がいいかなと思って2番車を選んだ。(開催地の)静岡は(同じ)南関地区なので、自分が盛り上げてレースを作りたい。(前開催から)1か月ぐらい(期間が)あったので、1年間走って溜まった疲れを抜きながら、しっかり練習してきた。(G1)競輪祭が終わってから、2人(佐藤慎太郎・守澤太志)がついてくれると言ってくれたので、僕は前で頑張るだけです。

3番車 平原康多(埼玉/第30回『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』優勝/出場12回・9年連続)

関東3人で優勝争いが出来るように頑張ります。苦しんだ時期もあるが、目標としているG1優勝も出来て良かった。(3番車を選んだのは)なるべく内枠が良いなと。静岡は特別相性が良い訳ではないが、3年前の静岡グランプリで悔しい想いが残っているので頑張りたい。(今は)休みながら、しっかりやることはやっている感じ。関東の並びは吉田・宿口・平原で。僕は2人にお世話になっているので、2人の希望を聞いた形ですね。

4番車 古性優作(大阪/第64回『オールスター競輪』優勝/初出場)

初めての出場になるが一生懸命頑張りたい。(今年は)本当にラインに助けられた。いつも通りトレーニング出来ている。(G1)オールスターを優勝したのも4番車だし、(近畿地区の先輩)村上(義弘)さんが初めてグランプリを優勝したのも4番車なので、良い枠番だと思っている。(静岡は)記念も2回優勝しているし、相性は良いと思う。いつも通りしっかりトレーニングしている。(単騎だが)いつも通りしっかり頑張りたい。

5番車 佐藤慎太郎(福島/賞金ランキング7位/出場7回・3年連続)

またこの場に立てて光栄。グランプリにふさわしい走りをしたい。(今年は)優勝がないので物足りないと言ってくれるファンもいるが、自分としてはよく食らいついてきたなと思う。(今回の出場者でGP制覇者は1人だけだが)意識することなく、グランプリにふさわしい走りをしたい。来年は寅年なので、黄色の5番車で1年早く暴れたい。(今は)計画通りトレーニング出来ている。僕が郡司の後ろに行かせてもらいます。郡司にはお世話になっているので。僕が3番手でも良いと言ったが、(守澤太志が)立ててくれた。

6番車 守澤太志(秋田/賞金ランキング8位/出場2回・2年連続)

2年連続、9番目の選出で出場できることを光栄に思う。9番目で出場できるしぶとさを見せたい。今年はグランプリに出ることが目標だったので、賞金での出場だが達成できて良かった。最初のうちは(赤パンツのプレッシャーを)感じたが、そのおかげで成長できたと思う。(広島記念で落車して)右の鎖骨は折れてしまったが、翌日には手術をしてグランプリに向けてリハビリをしている状況。痛みは少しあるが、間に合うように調整している。(静岡は)昨年のF1で自力を出して優勝したので相性は良いと思う。(リハビリのため)もっと時間が欲しいぐらい。(ラインの)3番手でしっかりサポートしたい。いろんな選択があったが、(佐藤)慎太郎さんを追い込み(選手)として尊敬しているので、(自分が)3番手に回るのが自然な形かなと。

7番車 吉田拓矢(茨城/第63回『朝日新聞社杯競輪祭』優勝/初出場)

関東で優勝者を出せるように頑張りたい。良い経験をさせてもらえた1年になった。(初出場は)素直に嬉しい。今年の記念優勝とG1優勝がともに7番車だったので、相性が良いと思ったので選びました。(静岡は)S級初優勝の地なので、思い出深いバンク。少し疲れがあったので休息を入れて、追い込んでいる状態。関東(ライン)の先頭で自力を出して頑張ります。

8番車 宿口陽一(埼玉/第72回『高松宮記念杯競輪』優勝/初出場)

初出場で緊張すると思うが頑張りたい。すごく良い年になったと思う。(グランプリは)平原(康多)さんの応援に行く場所だと思っていたので、自分が出られて不思議な気持ち。宮杯(高松宮記念杯競輪)で優勝したのが8番車だったので選びました。(平原と一緒に出場するのは)普段からお世話になっているし、楽しみでもあるが緊張もしている。1回休息を入れてトレーニングとケアを行っている。(並びは)吉田君の番手で。(ラインの2番手は)緊張しますが、しっかり頑張ります。

9番車 清水裕友(山口/賞金ランキング6位/出場4回・4年連続)

松浦(悠士)さんと良い連携をして、レースを盛り上げられるように頑張りたい。(今年の)前半は(G2)ウィナーズ(カップでの優勝)や(地元)防府記念で4連覇ができたので、良い1年でした。G1や記念の決勝でなかなか良い成績を残せなかったので、上位陣との差は感じている。今まで勝っているG1、G2 が全部9番車なので、相性が良いかなと。(9番車が)第一希望だったので良かった。初めて出たグランプリが静岡。感動した思い出深いバンクなので、また(グランプリで)静岡を走れるのが嬉しい。(静岡市には)清水という地名もあるので頑張りたい。(G1)競輪祭でコケたので最初はケアをしていたが、最近はしっかり練習も出来ているので(調整は)上手く行っているんじゃないかな。松浦さんの前でしっかり自力を出せれば。


「KEIRIN GRAND PRIX 2021」公式特設サイトにて選手情報・オリジナルコンテンツなど続々掲載中

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

記事をシェアしよう

関連記事