競輪コラム

千葉・岸和田・熊本競輪など改修中の競輪場大特集!

熊本競輪記念が、久留米競輪で開催?

久留米競輪

「10月の始めに熊本競輪の名前が付いているレースを久留米競輪場でやっていたのはなぜ?」

最近、競輪を始めた知人にこんなことを聞かれました。

10月1日(金)から4日間開催でおこなわれた「開設70周年記念熊本競輪火の国杯争奪戦』G3 in 久留米」のことでしょう。
競輪ファンならご存知の通り、熊本競輪場は本場開催を休止しているため、過去5年間の熊本市主催G3開設記念競輪はすべて久留米競輪場でおこなわれています。

原因は2016年の熊本地震。特別観覧席の窓ガラスが破損したり、バンクに亀裂が入ったりしたため、建物への立ち入りができなくなり、本場開催と場外発売が中止されました。その後、場外発売は再開されましたが、本場開催は改修工事が終わるまで中止のまま。2020年10月の再開を目標としていましたが新たに雨水対策を施すことが決まり、再開は2021年12月頃にずれ込むことが発表されました。恐らく来年の開設記念まで、久留米競輪場でおこなわれることになるでしょう。

千葉競輪レースも松戸競輪で実施するわけ

松戸競輪

同様に記念競輪を近隣他場でおこなっているのは千葉競輪
G3開設記念競輪『滝澤正光杯』は2018年から松戸競輪場でおこなわれています。今年も12月10日から4日間、松戸競輪場で開催される予定です。

今から5年前、千葉市は千葉競輪場での競輪開催を2018年3月を持って廃止する方向を明らかにしました。これに対して日本写真判定(公営競技の写真判定とそのための機材開発などをおこなっている会社)は開催業務を受託した上、国際自転車競技連合(UCI)公認規格に適合した「屋内250メートル周長の板張り走路」にする全面改修をおこなう提案を千葉市におこないました。これが認められて、2019年2月15日より改修工事に入り、今年度中(2021年の3月まで)に完成予定です。

当時は1周250メートルの自転車競技場を競輪場として使用することは認められていませんでしたが、経済産業省による基準が変更されて競輪の開催が可能に。250メートルバンクでの競輪。想像するだけでワクワクしますね。

なお、国内外の大規模な自転車競技と競輪の併用だけでなく、フットサルやバスケットボール、卓球などのインドアスポーツも開催可能な多目的スポーツ施設『千葉公園ドーム』として生まれ変わり、4,000人規模のコンサートや展示会、eスポーツの大会などの開催も検討されています。地上3階、地下1階のドームにはレストランやカフェ、ショップなども併設されるということで、家族連れで楽しめる施設になるのでしょう。楽しみですね。

岸和田競輪も来年生まれ変わり、さらなる大舞台に?

和歌山競輪

岸和田競輪場も今年の7月から改修工事に入りました。
2018年度に岸和田市が策定した施設整備計画に基づいて大規模改修が実施されています。

まずは2021年5月まで本場開催を休止してのバンク改修工事。そのため、今年度のG3開設記念競輪『岸和田キング争奪戦』は2021年1月9日から12日の4日間、和歌山競輪場でおこなわれます。バンクの改修が終わった6月にはG1『高松宮記念杯競輪』の開催が予定されています。

さらにその後、選手宿舎などの併設も伴う施設の改修工事も検討されていて、完成後は『KEIRINグランプリ』の招致を行う意向であることが発表されています。主に関東の3場(京王閣立川平塚)で開催されているGPが岸和田競輪場で再び開催されるとなれば(過去には2014年の開催があり)、関西の競輪ファンや選手にとっては嬉しい限りでしょう。

今回挙げた3場をホームバンクとして愛するファンが待ちわびている本場開催。無事に再開されることを切に願います。

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