競輪コラム

平塚競輪の歴史と特徴を徹底深堀! 寺内大吉記念杯も徹底解説!

競輪界最高峰のレース「KEIRINグランプリ2020」が12月30日(水)に、若手の登竜門「ヤンググランプリ2020」が12月29日(火)に、ガールズ選手のクイーンを決める戦い「ガールズグランプリ2020」が12月28日(月)に開催されます。

それらの舞台になるのは“湘南バンク(SHONAN BANK)”こと、「平塚競輪場」。
今回は神奈川県平塚市にあるこの競輪場を紹介しましょう。

平塚競輪場の歴史

平塚競輪場は1950年(昭和25年)11月22日に開設しました。

G3記念競輪は「湘南ダービー」という名で開催されていますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から残念ながら中止となってしまいました。

イメージキャラクターはシャチの「ウインディ」。
父親は「でやんでぃ」、母親は「サンディ」、妹は「キャンディ」です。場内のいろんな場所で見ることができます。

ウィンディ

首都圏ということもあってか、持ち回りの特別競輪は数多く開催されており、「KEIRINグランプリ」も過去に7回開催されています。今年で8回目になります。

近年、「KEIRINグランプリ」は基本的に立川→平塚→京王閣の3場を3年周期のローテーションで開催されています。それ以外で開催されたのは2014年(平成26年)の岸和田競輪場(関東以外で初)、2018年(平成30年)の静岡競輪場だけです。一昨年は京王閣開催の代わりに静岡開催になったという形で昨年は立川開催、今年は3年ぶりの平塚開催になります。

基本のローテーションに従えば来年は京王閣開催になるのですが、日本選手権がおこなわれる予定であるため、再び静岡で3年ぶりの開催が決まっています。

平塚競輪場 バンクの特徴

平塚競輪 バンク

走路は標準的な400バンクで、クセがなくて走りやすい……というのは温かい時期の特徴で、冬場はバンクが重くなります。

最も影響が大きいのはバック側にある相模川。河口近くであるため、川を伝って海風が吹いてきて重くなるとのこと。バック向かい風が強くなると捲りが届かなくなるので、グランプリのときは風向きと風速に注意しましょう。風の強さはピンポイント天気予報などので確認可能です。ネット配信画像でもバック側にある旗などの動きで確認できるのでよく見てみましょう。

風が強ければ先行選手も脚を使ってしまうので、冬場は差し有利というのが平塚競輪場の基本です。カントもキツくないので最終コーナー使っての捲りも届きにくい。直線で追い込んでの差しが有利となりやすいのです。

寺内大吉記念杯 とは?

ちなみに「KEIRINグランプリシリーズ」として開催される「寺内大吉記念杯競輪(F1)」は2008年(平成20年)に始まったのですが、第1回の舞台が平塚競輪場でした。その年に亡くなった作家・寺内大吉の競輪界への功績をたたえたものです。

寺内は師匠に教わった競輪にハマり、競輪にちなんだ小説やエッセイを執筆していました。1963年(昭和38年)には『競輪上人行状記』という作品が映画化されています。

生前は特別競輪中継の解説者をしたり、選手のニックネームの名付け親としても有名で、僧侶もしていたことからファンや選手に「和尚」と呼ばれて愛されていた人物です。

今年の寺内大吉記念杯で注目の選手といえば、競輪史上始めての日本競輪選手養成所早期卒業して今年1月にデビュー。特別昇班、特別昇級してS級2班まで駆け上がり、「オールスター」「共同通信社杯」「競輪祭」などのビッグレースに出て通用している新人・寺崎浩平選手(福井・117期)です。ここで優勝して弾みを付けて、年明けすぐに和歌山でおこなわれる岸和田記念G3での活躍にも期待したいですね。


というわけで、平塚競輪場でおこなわれる「KEIRINグランプリシリーズ」を存分に楽しんで、いろいろあった2020年を終わり良ければすべて良しという年にしましょう♪

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