競輪コラム

【静岡競輪・GP・ヤンググランプリ】小原佑太が差し切りヤンググランプリ制覇

<静岡競輪場:ヤンググランプリ>◇GP◇11R S級GGP◇29日

小原佑太(青森)が差し切り、ヤンググランプリを制した。

KEIRINグランプリ出場まであと一歩だった山口拳矢(岐阜)が落車による怪我で本調子でないこともあり、本命不在でオッズが割れたヤングの頂上決戦。打鐘前、町田太我(広島)が発進して主導権を握るも、石原颯(香川)が捌かれてしまい連携が崩れてしまう。最後の直線、町田のマークにつく形になった高橋晋也(福島)が踏み出すと、その番手から小原が抜け出し、ヤングの頂点に立った。

やや人気を落としていた小原が勝ったことで2車単は45番人気の2-4、8280円。3連単は261番人気の 2-4-9、5万7470円とビッグな配当に。

▶動画:小原佑太が差してヤンググランプリを制した11R

ヤンググランプリを制した小原は、「まだ実感が掴めていないので、(優勝の喜びは)これからだと思います。(連携した高橋)晋也さんがただただ強かったです。晋也さんを残せるようにと踏んで止めて様子を見たが、伸びて良かった。去年は残念な結果に終わったので、今年は(高橋と)ワンツーを決められて嬉しい」とレースを振り返った。

ナショナルチームにも在籍し、パリ五輪出場を目指してトレーニング中だが、「競輪と競技のほうで忙しくてなかなか結果を残せなかったが、最後にこうして結果を出せて嬉しい。来年からオリンピックポイント(レース)も始まるので、オリンピックに向けてこれからまた頑張りたい。また来年もお願いします」とメッセージを送った。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

記事をシェアしよう

関連記事