【松阪競輪G3・蒲生氏郷杯王座競輪】浅井康太が地元記念を制す「ビックリしました」

＜松阪競輪場：蒲生氏郷杯王座競輪＞◇G3◇12R S級決勝◇12日

WINTICKETがサポートを務める浅井康太（三重）が捲り切り、今年記念初Vを飾った。

郡司浩平（神奈川）に人気が集まった決勝戦。打鐘前、早い仕掛けで人気の郡司が発進して先頭に立つと、攻めようとする宿口陽一（埼玉）をブロックして主導権を主張する。最終2コーナーで地元の浅井が最後方から捲りに出ると、単騎ながら一気に叩き切り、地元ファンの期待に応えた。

人気の郡司が着外に破れたことで、2車単は36番人気の1−8、1万3020円。3連単は264番人気の1−8−5、10万8930円とビッグな配当に。

▶動画：浅井康太が捲って地元記念を制した12R

地元記念を制した浅井は、「自分でも（捲りが決まって）ビックリしました（笑）。S級S班にしがみついて、しっかりと上位を目指すことが出来ているので、こういう風に結果が出たのかなと思う。何とか浅井ファンに車券貢献が出来るように頑張りました。（記念優勝は）久しぶりすぎて本当に優勝したのかと（自信が持てなかった）」と喜びを語った。

そして、「結果は出たが、まだまだ修正点はある。郡司（浩平）君や清水（裕友）君のスピードを見せられた開催だったので、もっとそこに近づけるように頑張りたい。（優勝して）少しは自信になったし、次の岐阜の（G2）共同（通信杯）もあるので結果を残したい。松阪記念はこれまで結果が悪かったが、今回優勝できました。次回からも精一杯走ります」とメッセージを送った。