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【小松島競輪G3・阿波おどり杯争覇戦】太田竜馬が捲り切り地元記念制覇

<小松島競輪場:阿波おどり杯争覇戦>◇G3◇12R S級決勝◇4日

太田竜馬(徳島)が捲り切り、2度目の地元記念制覇を飾った。

地元の小倉竜二(徳島)と小川真太郎(徳島)に人気が集まった決勝戦。打鐘前、町田太我(広島)が踏み出して主導権を握る。最終バックストレッチで太田が捲りに出ると、人気の地元勢の一騎打ちに。ゴール直前で番手から小倉が迫るも、太田が押し切り5度目のG3優勝を飾った。

地元勢が上位を独占したものの3人の中では人気を落としていた太田が勝ったことで、2車単は21番人気の9−1、6380円。3連単は27番人気の9−1−7、1万2320円とやや高めの結果に。

▶動画:太田竜馬が捲り切り地元記念を制した12R

5度目のG3優勝となった太田は、「(小倉竜二と連携していたので)下手なことは出来ないという気持ちでした。1回(町田太我を)押さえて、後は動きを見てと。作戦とは違って、出たとこ勝負みたいな感じでした。周りを見ながら焦らず、自分のタイミングで行けた。無理やり捲った感じだったので、普段だったら捲れていないですね。(小倉に)差されたかなと思った」とレースを振り返った。

2度目の地元記念制覇だが、「地元記念優勝は身体から染み出すぐらい嬉しい。しばらくはこの嬉しさの余韻に浸ります(笑)。(2年前も地元記念を制したが)1年1年どんどん緊張感が増していく。その分、嬉しさが違う。(小松島バンクリニューアル後のこけら落とし記念開催だったが)絶対に徳島から優勝者を出すという気持ちで走っていた。これからもこんなレースができるように頑張ります」と喜びを噛み締めていた。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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