【久留米競輪・G3・｢火の国杯争奪戦｣in久留米】郡司浩平が差して今年記念3V

＜久留米競輪場：｢火の国杯争奪戦｣in久留米＞◇G3◇12R◇4日◇S級決勝

郡司浩平（神奈川）が差し切り、今年3度目の記念優勝を飾った。

S級S班の郡司に人気が集まった決勝戦。打鐘とともに深谷知広（静岡）が踏み出し、主導権を握る。最終2コーナーで松浦悠士（広島）が発進するも、郡司にけん制され捲り切れず。ゴール直前、番手から郡司が差し切り人気に応えた。

2車単は16番人気の2−4、4820円。3連単は68番人気の2−4−9、2万1750円と万車券決着に。

▶動画：郡司浩平が差して今年3度目の記念優勝を飾った12R

人気に応えた郡司は、「記念の決勝はずっと乗れていたけど、優勝はなかなか手が届かなかったので、今回はそこ（優勝）を意識して走った。（火の国杯争奪戦は優勝経験もあるし）相性が良いと思う。こうやって呼んでもらったからには、自分のパフォーマンスがしっかり出せるように心がけた」と喜びを語った。

連携した深谷知広について聞かれ、「連日力強い走りで、今日も安心してついていけた。あとはどれだけゴール前勝負できるかだった。（最後に村上博幸が迫って）来ているのは分かっていたが、反応がワンテンポ遅れて飲み込まれるのではとヒヤっとした。深谷さんの掛かりが良かったので、自分も仕事がしやすかったし余裕はあった」とレースを振り返った。

また、「前回、共同通信社杯で優勝してみなさん期待していると思ったので、それに恥じないように走った。ここ最近自分らしいレースが出来ていて、結果もついてきているのでこの調子で年末まで一生懸命走りたい。これからも自分らしいレースを心がけて走ります」とメッセージを送った。