【前橋競輪・G1・寛仁親王牌・世界選手権記念】清水裕友が差して日競杯を制す

＜前橋競輪場：寛仁親王牌・世界選手権記念＞◇G1◇12R◇20日◇S級日競杯

清水裕友（山口）が差し切り、日競杯を制した。

S級S班が勢ぞろいしたことで、オッズが割れた初日の目玉レース。打鐘前、吉田拓矢（茨城）が踏み出すもラインが千切れて単騎の状態に。最終バックストレッチで吉田のマークについていた松浦悠士（広島）が番手捲りに切り替えると、松浦のスピードに乗った清水が差し切った。

やや人気を落としていた清水が勝ったことで、2車単36は番人気の4-7、8430円。3連単は170番人気の4-7-5、4万4330円と万車券決着に。

▶動画：清水裕友が差し切り白星発進を決めた12R

日競杯を制した清水は、「まずは（連携した）松浦（悠士）さんの後輪に集中して、連携を外さないようにと頑張りました。（仕掛けてきた）吉田（拓矢）君が1人だったので、松浦さんがそこに入ってくれた。バック（ストレッチ）で仕掛けてくれたので1着取れました。後方からの巻き返しも怖かったが、松浦さんのおかげで1着取れました」とレースを振り返った。

そして、「この勢いに乗っていければ。優勝するという強い気持ちを持って走ります」と意気込みを語った。