【西武園競輪・G1・オールスター競輪】小林莉子が差し切りアルテミス賞を制す

＜西武園競輪場：オールスター競輪＞◇G1◇11R◇10日◇L級アルテミス賞

小林莉子（東京）が差し切り、アルテミス賞を制した。

尾方真生（福井）と梅川風子（東京）が人気を二分したアルテミス賞。打鐘とともに尾方真生（福井）が踏み出すも、すかさず山原さくら（高知）も発進して主導権を奪う。最終バックストレッチで梅川風子（東京）が捲りに出ると、最後の直線で小林が差し切った。

人気の尾方が着外に破れたことで、2車単は11番人気の4−5、1970円。3連単は36番人気の4−5−7、8890円とやや高めの配当に。

▶動画：小林莉子が差し切りアルテミス賞を制した11R

差し切った小林は、「毎年選んで頂いているのになかなか良いところを見せられなかったので、今回優勝できて嬉しいです。動く選手が多かったので、ゴール前に良い位置にいれれば……と、自分も動きながら（良い位置が）取れたのが勝因かなと思います。しっかりグランプリに繋げられるように頑張りたい」とレースを振り返った。

4番車は思い入れの強い車番だという小林は、「他の開催でも相性が良い。（今回の優勝で）また良いイメージがつきました。みなさまの投票のおかげでここに立てています。次走も優勝を目指して、グランプリに乗れるように頑張ります」と投票してくれたファンに感謝した。