神山雄一郎が差して勝利「地元なので頑張りました」／宇都宮G3

＜宇都宮競輪場：国際自転車トラック競技支援競輪＞◇G3◇11R Ｓ級予選◇19日

地元のベテラン・神山雄一郎（栃木）が差し切り、地元ファンの期待に応えた。

神山、山岸佳太（茨城）の関東勢に人気が集まった11Ｒ。打鐘前、角令央奈（兵庫）が踏み出して主導権を握る。最終周回で三好陽一（愛媛）が発進するも、最終2コーナーで山岸が捲りに出て先頭に立ち、関東勢の一騎打ちに。最後の直線、番手で脚を溜めていた神山が冷静に差し切り、地元の意地を見せた。

2車単は4-1、380円。3連単は4-1-8、850円とともに2番人気の決着に。

▶動画：地元・神山雄一郎が差し切った11R

匠の走りで勝利を飾った神山は、「（ファンの方に）〝地元でよくやった！〟と言われました。（連携した）山岸（佳太）君が強いので自分の流れの中で走ってくれれば、どんなレースになってもいいと信頼していました。（仕掛けたタイミングは）あそこを逃さず行った山岸の判断が良かったと思う。（先行を務めた）山岸君を普段は抜けないが、地元なので頑張りました。（レースタイトルが）支援競輪なので頑張りましたね。最近（リズムが）良い感じだったので今日もチャンスがあれば抜けるかもしれないとは思っていた。また明日、自分の競争に徹して頑張ります」とレースを振り返った。