【取手競輪・G3・水戸黄門賞】吉澤純平が差して初日特選を制す「調子は良い」

＜取手競輪場：水戸黄門賞＞◇G3◇12R S級初日特選◇４日

吉澤純平（茨城）が差し切り、初日特選を制した。

松浦悠士（広島）と太田竜馬（徳島）の中四国勢に期待が集まった初日の目玉レース。打鐘とともに吉田拓矢（茨城）が踏み出し、主導権を握ると1本棒の状態でレースが進む。最終バックストレッチで宿口陽一（埼玉）が捲りに出るも、神山拓弥（栃木）に合わせられてしまい叩き切れず。最後の直線、吉田の番手から吉澤が差し切った。

２車単は11番人気の8−1、2860円。３連単は97番人気の8−1−6、3万2010円と万車券決着に。

▶動画：吉澤純平が差し切り初日特選を制した12R

地元ファンの期待に応えた吉澤は、「（連携した吉田拓矢は）先行するつもりでかけてくれた。（吉田を）残せれば良かったが……。自分は1着なので調子は良いと思います。（前開催の）全プロから調子は維持していると思う。明日からも精一杯頑張ります」とメッセージを送った。