【名古屋競輪・G3・金鯱賞争奪戦】松浦悠士が捲って準決勝へ「かなり良い」

＜名古屋競輪場：金鯱賞争奪戦＞◇G3◇12R S級二次予選◇4日

松浦悠士（広島）が捲り切り、準決勝に駒を進めた。

S級S班の松浦に圧倒的支持が集まった最後の予選競走。打鐘とともに木村弘（青森）が踏み出して、主導権を握る。最終バックストレッチで人気の松浦が中団から発進すると、大外から一気に叩き切り先頭へ。ゴール直前で番手から中本匠栄（熊本）が迫るも、ハンドルの投げ合いで松浦が接戦を制した。

大本命の松浦が勝ったことで、2車単は1番人気の3-5、120円。3連単は4番人気の3-5-1、1310円と人気決着に。

▶動画：松浦悠士が捲って準決勝進出を決めた12R

人気に応えた松浦は、「引けば良かったが、（中団の）位置は譲らないようにと（抵抗した）。志村（龍己）さんが下がってきてからの仕掛けになったのでタイミングは失敗したが、そこからの加速や伸びは良かったです。仕掛けがフワっとした割にはスピードも出たと思う。練習よりもレースのほうが（脚の）感じが良いことが多いが、昨日は朝の練習と比べ、レースの仕上がりに納得がいかなかった。今日は自転車のチェーンなどを整備したら、伸びる感じとかは良かった。（脚の仕上がりは）かなり良い。人気に応えられて良かったです。3日目4日目も頑張ります」と意気込みを語った。