【和歌山競輪・G3・和歌山グランプリ】郡司浩平が差して初日特選を制す

＜和歌山競輪場：和歌山グランプリ＞◇G3◇12R S級初日特選◇9日

郡司浩平（神奈川）が差し切り、初日特選を制した。

古性優作（大阪）と郡司に人気が集まったものの、豪華メンバーが揃ったことでオッズが割れた初日の目玉レース。打鐘とともに長島大介（栃木）が踏み出し、主導権を握る。赤板3コーナーで人気の古性が発進するも、郡司と佐藤慎太郎（福島）から激しいブロックを受け、捲り切れず。最終3コーナーで3番手から郡司が踏み出すと、最後の直線で差し切った。

人気の郡司が勝ったものの古性が着外に破れたことで、２車単は3番人気の9-2、1340円。３連単は15番人気の9-2-3、7140円とやや高めの結果に。

▶動画：郡司浩平が差して初日特選を制した12R

白星発進を決めた郡司は、「入れ替わり立ち替わり激しくなるなと思ったし、緩めば誰かしら絶対に仕掛けてくるなと思ったので、どう対応しようかなと。僕も良い位置が取れすぎた分、他の選手の動きを見てしまったので、古性（優作）と被る結果になったが必死に頑張った。3番手が確保出来てからは前を詰めて行けたので、松浦（悠士）の仕掛けも気になったが先に動けて良かった」とレースを振り返った。

ラインで上位を独占したが、「ワンツーが決まるように作戦を立てていたので、それが決まって良かった。（脚の）状態は年が明けてから申し分ない。あとは自転車ともう少し噛み合えばもっと良い成績をおさめられると思うので、今年はそれを課題に頑張ります」と意気込みを語った。