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【別府競輪G3・オランダ王国友好杯】守澤太志が5年ぶり記念優勝「本当に嬉しい」
<別府競輪場:オランダ王国友好杯>◇G3◇12R S級決勝◇8日
守澤太志(秋田)が差し切り、16年6月の久留米記念以来5年ぶりの記念優勝を決めた。
郡司浩平(神奈川)と松浦悠士(広島)の今年のG1ウィナーが人気を集めた決勝戦。打鐘前、早い仕掛けで山口拳矢(岐阜)が仕掛けて先頭に立つも、最終周回で人気の松浦が踏み出し主導権を奪う。最終2コーナーで郡司が捲りに出ると一気に叩き切り、番手で脚を溜めていた守澤が差し切った。
人気の松浦が着外に破れたことで2車単は5番人気の9−3、1440円。3連単は46番人気の9−3−4、1万4420円と高配当決着に。
久しぶりの記念優勝となった守澤は、「激しいレースの中、しっかり(連携した)郡司(浩平)君が組み立ててくれて頼もしかった。今まで何回も(郡司と)連携しているが、確定板にも乗れなくて相性が良くなかったが、(今回の)一発で逆転しました(笑)。前がもがき合ってくれたので、あとは落ち着いて郡司君が捲り切ってくれるだろうなと思っていた。僕もサラ脚で待っていたので、(郡司が)すごい掛かりだったが何とか差せた。(ゴール後にガッツポーズをしていたが)何年も記念で優勝していなかったし、(記念)優勝出来るかなとずっと思っていたので本当に嬉しい。前回(久留米記念)はまぐれでの優勝だったので、今回は(S級)S班としてしっかり優勝出来たので嬉しい。次回G1でまた優勝できるよう、そこに向けて精一杯頑張ります」と喜びを噛み締めていた。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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