地元のエース・浅井康太が差して準決勝へ「調子自体は維持している」／四日市G3

＜四日市競輪場：ベイサイドナイトドリーム＞◇G3◇9R S級二次予選◇4日

地元・浅井康太（三重）が差して、準決勝に駒を進めた。

白星発進を決めた皿屋豊と今年からWINTICKETがサポートを務めている浅井の地元勢に圧倒的人気が集まった9R。打鐘とともに小林史也（和歌山）が踏み出して主導権を握ると一本棒のままレースが進む。最終周回、7番手から人気の一角・皿屋が発進すると先頭まで叩き切り、三重勢の一騎打ちに。最後の直線、番手で脚を溜めていた浅井が冷静に差し切り人気に応えた。

2連単は1番人気の1-7、160円。3連単は5番人気の1-7-3、1750円と本命決着に。

▶動画：浅井康太が差して人気に応えた9R

地元ファンの期待に応えた浅井は、「落ち着いて皿屋（豊）さんが仕掛けてくれたので、自分はしっかり追走することを考えた。（仕掛けるタイミングは）皿屋さん任せでした。様子を見て自分のタイミングをしっかり取っていたので、落ち着いて（皿屋の）その判断に任せていた。（連携した皿屋は）しっかり踏めていると思うし、レース展開もいつも通り落ち着いて走っているなと。（脚の状態は）抜群かなと。このメンバーで勝てないと優勝もないと思うので、しっかり勝ちきれて良かった。前節のウィナーズ（カップ）から調子自体は維持しているので、（準決勝も）戦えると思っています。しっかり走ります」と地元記念への意気込みを語った。