浅井康太が捲って7万車券提供「自分のタイミングで踏みました」／豊橋G3

＜豊橋競輪場：ちぎり賞争奪戦＞G3◇9R S級二次予選◇29日

今年からWINTICKETがサポートを行っている浅井康太（三重）が捲り切って、予選突破を決めた。

浅井ら中部勢に期待が集まった9Ｒ。打鐘前、花田将司（千葉）が発進して主導権を握る。最終バックストレッチで浅井が踏み出したところ、小埜正義（千葉）も番手捲りに切り替え。ゴール直前で浅井が小埜を捕らえ、準決勝進出を果たした。

人気を落としていた山崎充央（東京）が2着に入ったことで、2車単は13番人気の5-4、6030円。3連単は89番人気の5-4-3、7万4560円という高配当決着に。

【動画】浅井康太が捲って7万車券を提供した9R

準決勝進出を決めた浅井は、「すべて（連携した竹内）雄作君に任せていて、まずは（竹内 雄作に）ついていくことを考えていました。落ち着いて中団を確保したので、あとは僕が（飯野）祐太君と外並走で勝負するという覚悟はできました。あの展開で雄作君の後ろにいると自分も飛んでしまうと思ったので、しっかり自力に切り替えて自分のタイミングで踏みました。展開に応じたレースをするのが自分のスタイルなので、その場の判断で何通りか（展開を）考えて走っています。前のレースを見たら、みなさんが（バンクが）重たそうにしていたのでバックで踏むのは怖かったが、自分の中では思い切って踏めた。もっと手応えが欲しいが、しっかりクールダウンをして調整したい」とレースを振り返った。