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【いわき平競輪・G1・日本選手権競輪】脇本雄太がダービー王に「緊張を力に変えて」

<いわき平競輪場:日本選手権競輪>◇G1◇11R S級決勝◇8日

脇本雄太(福井)が捲り切り、日本選手権競輪では2度目となる優勝を飾った。

完全優勝にリーチがかかった平原康多(埼玉)の関東勢、グランプリ覇者の古性優作(大阪)の近畿勢が人気を二分した決勝戦。前受けとなった眞杉匠(栃木)が主導権を握り、レースをリード。最終2コーナーで脇本発進すると、一気に叩いて先頭へ。ゴール直前で佐藤慎太郎(福島)が迫るも、脇本が押し切った。

やや人気を落としていた守澤太志(秋田)が3着に入ったことで、2車単は9番人気の8−9、2520円。3連単は番56人気の8−9−7、1万8320円と万車券決着に。

▶動画:脇本雄太が捲って日本選手権競輪を制した11R

2度目のダービー制覇となった脇本は、「今年は出られるG1が少ない中での戦いだったので、どうしても優勝が欲しい一心で頑張りました。怪我もあり今回のレースだったので、本当に緊張した。緊張を力に変えて優勝できたと思う」と喜びを語った。

後方からの戦いになったが、「特に決勝だからといって気負わず、いつも通りの仕掛けをしようと。眞杉(匠)君がすんなり(主導権を取った)だったので焦りはあったが、自分の力を信じて仕掛けた。(最終)1コーナーで清水(裕友)君の動きがあり、次に平原(康多)さんの動きもあったので苦しかったが、何とか乗り越えられた。勝ち上がり(戦)の中でしっかりとラインで勝ち上がることができ、味方が多い中での決勝戦だったので心強かった」とレースを振り返った。

そして最後に、「この後も出られるG1は少ないが、自分が出るレースを一戦一戦頑張って、アピールしていきたい」とメッセージを送った。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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