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グランプリ覇者・和田健太郎が初日特選制す「和歌山は相性が良い」/和歌山G3

<和歌山競輪場:岸和田キング争覇戦in和歌山>G3◇12R S級初日特選◇9日

KEIRINグランプリ2020覇者の和田健太郎(千葉)が差し切り、初日特選を制した。

松浦悠士(広島)に人気が集まった初日の目玉レース。打鐘とともに和田真久留(神奈川)が発進し、グランプリ覇者の和田を引き連れ主導権を握る。最終バックストレッチで人気の松浦が捲りに出るも、南関勢のマークにつけていた浅井康太(三重)のブロックで失速。ゴール直前、番手で脚を溜めていた和田健太郎が冷静に差し切り、グランプリ覇者の意地を見せつけた。

年始から4日間寝込んでいたと自身のツイッターで明かしていた松浦は、まだ本調子でないのか9着と大敗。人気の松浦が着外に破れたことで、2車単は17番人気の1-9、3860円。3連単は129番人気の1-9-2、3万8090円と高配当決着になった。

【動画】和田健太郎が差して3万車券を提供した12R

21年を白星発進で決めた和田は、「(グランプリ覇者になったが)平常心でいつも通りのレースが出来ればいいなと思っていた。(連携した和田真久留は)頼もしかったです。寒くて風の強い中で逃げるのは大変ですから。ただ、僕にも脚と腕があればお互い良い着が取れていたのかなと。(脚の調子は)悪くはないと思います。基本的にバンクの好き嫌いはないが、和歌山は本当に相性が良い。明日からも頑張るので車券を買って頂ければ」とグランプリ覇者になってからの心境を語った。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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