競輪ニュース

村上義弘が差して白星発進「自分の仕事をしっかりしようと思った」/立川G3

<立川競輪場:鳳凰賞典レース>G3◇10RS級一予選◇4日

競輪界を代表する実力派兄弟選手の村上義弘(京都)が差し切って、見事人気に応えた。

村上、南潤(和歌山)の近畿勢に人気が集中した10R。早い仕掛けで先頭に立った南がレースをリード。赤版周回で大谷靖茂(愛知)が捲って南を揺さぶるも、抵抗されて失速。そのまま近畿勢がレースの主導権を握り、南の番手で脚を溜めいていた村上がゴール直前で差し切り勝利を飾った。

人気の近畿勢が上位を独占したとあり、2車単は1-7、200円。3連単は1-7-9、430円。ともに1番人気の決着に。

【動画】村上義弘が差して人気に応えた10R

白星発進を決めた村上は、「思ったより大谷(靖茂)君の抵抗が長くて(南)潤も苦しかったと思うけど、よく踏んでくれた。潤は一緒に走る時は頑張ってくれるので信用している。今日は番手に回らせてもらったので、自分の仕事をしっかりしようと思った。(コロナ禍で)世の中が苦しい時期ですが、みなさんを元気づけられるように一戦一戦頑張ります」とファンにメッセージを送った。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

記事をシェアしよう

関連ニュース