競輪ニュース
【奈良競輪G3・秋篠賞】地元・三谷将太が記念初制覇「素直に嬉しい」
<奈良競輪場:秋篠賞>◇G3◇11R S級決勝◇2日
三谷将太(奈良)が差し切り、地元で記念初制覇を飾った。
完全優勝での記念初制覇に王手をかけた石原颯(香川)と中西大(和歌山)が人気を二分した決勝戦。前受けとなった石原が終始レースをリード。最終周回で中西が踏み出すも、大川龍二(広島)のけん制もあり捲り切れず。最終バックストレッチ、三谷が番手から発進すると内をすくって差し切り、地元で嬉しい記念制覇を決めた。
人気の2人が破れたことで、2車単は26番人気の7−9、7140円。3連単は99番人気の3万1780円と万車券決着に。
地元ファンの期待に応えた三谷は、「前と後ろの選手のおかげ。(優勝は)素直に嬉しいです。(連携した中西)大も前で掛けてくれたし、(鷲田)佳史さんもしっかり締めてくれた。こういうご時世なので無観客(開催)は仕方ないが、地元なので精一杯走れたと思います。今回はラインに助けられっぱなしだったが、最後だけは地元の意地で頑張れたと思います」とレースを振り返った。
怪我で長期間欠場をした期間もあったが、「1ヵ月ぐらいベッドから起き上がれず、手術したのは失敗だったかなと思うこともあった。厳しい時間だったがこうやって報われて良かった。(最終バックストレッチは)一か八か行ってみた。落車の音がしたのでガッツポーズは出来なかったが、1着で駆け抜けられて嬉しかった。(G3 のタイトルは)自分で獲りたいと思っていた。みなさまからの熱い声援が自分の力になりました。これからも精一杯頑張ります」とファンにメッセージを送った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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