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鹿内翔が差して10万車券提供「自分が沈む訳にはいかないと思った」/立川G3

<立川競輪場:鳳凰賞典レース>G3◇11R S級二次予選◇5日

鹿内翔(青森)が差し切って、10万車券を提供した。

S級S班の清水裕友(山口)に人気が集まった11R。打鐘前に青森期待のルーキー・小原丈一郎が仕掛けて主導権を握る。最終周回で7番手から人気の清水が捲りに出るも、最後の直線で追い上げてきた鹿内が差し切り、準決勝進出を果たした。

人気の清水が着外に破れたことで、2車単は20番人気の7-1、1万1030円。3連単は117番人気の7-1-8、10万7470円とW万車券決着となった。

【動画】鹿内翔が差して準決勝進出を決めた11R

準決勝進出を決めた鹿内は、「(連携した小原)丈一郎君が凄い競走をしてくれたので、自分がここで沈む訳にはいかないと思った。とにかく一生懸命切り替えてついていきました。まさか抜けるとは思っていなかったが、外が詰まってきたので踏んでみたらギリギリ1着まで届いた。(立川バンクは)重いのは苦手だけど、直線が長いのでチャンスのあるバンクだと思います。今日でだいぶ(力を)出し切ったが、このままの勢いで(準決勝も)行ければ。今年初の立川記念で1着取れて最高です。この気分のまま明日も頑張ります」と連携した後輩に感謝した。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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