競輪ニュース
浅井康太が差して決勝へ「自力になった時に力不足を感じている」/大垣G3
<大垣競輪場:水都大垣杯>◇G3◇10R S級準決勝◇13日
今年からWINTICKETがサポートを行っている浅井康太(三重)が差し切り、決勝に駒を進めた。
浅井とS級S班の守澤太志(秋田)に期待が集まった最初の準決勝。打鐘前、内をすくって地元の竹内雄作(岐阜)が先頭に立つも、中部ライン3番手の林巨人(愛知)が千切れてしまい、吉田拓矢(茨城)が中部勢のマークにつく形に。一本棒の状態でレースが進む中、最終3コーナーで吉田が発進。ゴール直前、吉田をけん制しつつも番手で脚を溜めていた浅井が冷静に差し切り決勝進出を決めた。
2車単は1-7、1220円。3連単は1-7-3、2350円とともに4番人気の決着に。
差し切った浅井は、「打鐘前の(竹内)雄作君の動きに何とかついていって感じだったので、しのげた感じ。前を取って、行けるタイミングから仕掛けるという作戦でした。雄作君についた時点で吉田(拓矢)君が3番手にいたのは分かっていたので、吉田君のスピードをどうやって殺すかを考えて走った。(最終3コーナーも)雄作君の着だけを考えて、吉田君をけん制していた。雄作のことばかり見すぎて、自分が1着なのは戻ってきてから確認した。番手では1着を取れているが、自力になった時に力不足を感じているので、しっかり調整したい。打鐘過ぎに吉田君を確認してからは、後ろのことしか考えていなかった。雄作が残ると信じて、自分も直線しっかり踏みました。あと1日しっかり走ります」とレース内容を振り返った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
記事をシェアしよう