柴崎淳が捲って17万車券＆予選突破「この状態で1着取れて自信になる」／川崎G1

＜川崎競輪場：読売新聞社杯全日本選抜競輪＞◇G1◇10R S級二次予選◇21日

柴崎淳（三重）が捲って予選突破を決めた。

昨年のヤンググランプリ覇者・松井宏佑（神奈川）ら地元勢に人気が集まった10R。早い仕掛けで人気の松井が先頭に立ち、主導権を握ると一本棒の状態でレースが進む。最終バックストレッチ、4番手から柴崎が発進するとそのまま捲り切り、高配当を提供した。

人気の地元勢が破れたことで、2車単は61番人気の7-6、3万400円。3連単は347番人気の7-6-2、17万6330円とW万車券に。

▶動画：柴崎淳が捲って予選突破を決めた10R

高配当の立役者となった柴崎は、「先に切ろうか（神奈川勢に）ついていこうか迷ったが、松井（宏佑）君が早めに動いたので、追走して考えようと。展開が良く捲れました。（松井宏佑の）掛かりも良く、踏み直しも良くて（捲くるのは）大変でした。昨日がレース出来なかったが、今日は自力だったので動いてチャンスを待っていました。（昨年9月のG2共同通信社杯で落車し、第一腰椎を骨折したため）まだ安全にしないといけないが、自分で走ると決めた以上は一生懸命走っています。この状態で1着取れると思わなかったので自信になります。明日以降も自分らしいレースをして、画面越しに応援してくださるみなさんのために頑張ります」とメッセージを送った。