【青森競輪・G3・みちのく記念善知鳥杯争奪戦】吉田拓矢が差し切り今年記念V3

＜青森競輪場：みちのく記念善知鳥杯争奪戦＞◇G3◇12R◇11日◇S級決勝

吉田拓矢（茨城）が差し切り、今年3度目の記念優勝を飾った。

121期の新鋭・中野慎詞（岩手）と地元・新山響平（青森）に期待が集まった決勝戦。前受けとなった清水裕友（山口）が主導権を握りレースをリード。最終バックストレッチで郡司浩平（神奈川）が発進するも、三谷将太（奈良）にけん制され捲り切れず。それを見て吉田が清水のマークに切り替えると、ゴール直前で差し切った。

人気の北日本勢が破れたことで、2車単は37番人気の7−3、1万3420円。3連単は132番人気の7−3−9、4万180円とW万車券に。

▶動画：吉田拓矢が差し切り今年記念V3を飾った12R

混戦を制した吉田は、「結果的に優勝できたのは良かった。初手は思っていたのと違ったので、道中（レースの組み立てを）どうしようかなと。（最終バックストレッチは）本当は外に行きたかったが前が詰まったので、結果的に内が空いた」とレースを振り返った。

また、「（今開催は）良いレースが出来ずもどかしかったですが、最終日はセッティングも出て感触も良かったので、勝てるかなと思った。（獲得賞金ランキングでは現在14位だが）まだグランプリ（出場を）諦めていないのでしっかり頑張ります」と意気込みを語った。