【久留米競輪・G3・第28回 中野カップレース】郡司浩平が逃げて2連勝で準決勝へ

＜久留米競輪場：第28回 中野カップレース＞◇G3◇12R S級二次予選◇26日

郡司浩平（神奈川）が逃げ切って、2連勝で予選突破を決めた。

初日特選を制した郡司が人気を集めた最後の予選競争。打鐘とともに阿部将大（大分）が踏み出し、九州勢が主導権を握る。最終周回で人気の郡司が発進すると、一気に叩き切りそのまま押し切った。

やや人気を落としていた田尾駿介（高知）が3着に入ったことで、2車単は4番人気の9−5、1220円。3連単は45番人気の9−5−8、1万8250円と万車券決着に。

▶動画：郡司浩平が2連勝で予選突破を決めた

人気に応えた郡司は、「なるべく後方にならないように先頭ライン（の後ろに）ついていた。そのせいもあり、（ライン）後ろ（についた佐々木雄一）がつきにくいタイミングで仕掛けてしまったなと。すかさず叩く手もあったが、阿部（将大）君もやる気だったので少し様子を見ながら行けるタイミングで仕掛けた」とレースを振り返った。

また、「連日、仕掛けてはいけている。（脚に）余裕はそこまでないが、結果には出ているので（仕上がりは）悪くはないと思う。しっかり決勝戦に勝ち上がれるように、準決勝を頑張ります」と意気込みを語った。