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【川崎競輪G3・桜花賞・海老澤清杯】郡司浩平が地元記念制覇へリーチ

<川崎競輪場:桜花賞・海老澤清杯>◇G3◇10R S級準決勝◇10日

郡司浩平(神奈川)が差し切り、地元記念制覇にリーチをかけた。

地元のエース・郡司に人気が集まった最後の準決勝。早い仕掛けで阿部拓真(宮城)が先頭に立ち、主導権を握る。最終周回で松井宏佑(神奈川)が捲りに出ると、他ラインを寄せつけない走りで地元勢の一騎打ちに。ゴール直前、郡司が番手から差し切り地元ファンの期待に応えた。

2車単は2番人気の5−7、360円。3連単は15番人気の5−7−3、5330円という結果に。

▶動画:郡司浩平が差して人気に応えた10R

地元の意地を見せた郡司は、「1着取れてホッとしている。(連携した松井)宏佑おかげ。(ライン)3人で決まるようにと思って前受けでもしっかり最終ホーム(ストレッチ)ぐらいでは主導権が取れる形で……という作戦でした。(松井宏佑の走りは)後ろについていても痺れましたし、内藤(秀久)さんまで引き連れていけなかったのが残念」とレースを振り返った。

そして、「宏佑が出切ってからは、僕も気持ち的にも脚的にも余裕があって周りを見られたので調子は悪くないと思います。初日と2日目は期待に応えられず申し訳ないと思ったが、しっかり1着取れたので明日は優勝を目指して走るだけ。周りも強い選手がたくさん勝ち上がってきているので気を引き締めて走ります。しっかりと決勝戦に勝ち上がれたので、決勝でも神奈川の結束を見せたいと思います」と地元記念制覇への意気込みを語った。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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