【小田原競輪場・G3・設整備等協賛競輪】一戸康宏が捲って決勝進出「状態は良い」

<小田原競輪場:設整備等協賛競輪>◇G3◇12R◇15日◇S級準決勝

一戸康宏（埼玉）が捲り切り、決勝進出を決めた。

伊藤颯馬（沖縄）と宮本隼輔（熊本）の九州勢に人気が集まった最後の準決勝。早い仕掛けで小堀敢太（北海道）が主導権を握り、レースをリード。打鐘とともに伊藤が踏み出すも、関東勢に合わせられて不発。最終バックストレッチで一戸が発進すると、迫る宮本を振り切り押し切った。

2車単は29番人気の8-7、1万930円。3連単は151番人気8-7-5、7万3220円とW万車券決着に。

▶動画：一戸康宏が捲って決勝進出を決めた12R

高配当を提供した一戸は、「作戦では前が取れるか分からなかったが、予想外に前が取れて驚いた。小堀（敢太）君が先行するかもしれないなと思っていたので、その集団にはいないといけないと。とにかく伊藤（颯馬）君を意識していたので、被らないように」とレースを振り返った。

また、「思ったよりも車が伸びたので（脚の）状態は良い。すごく動けている。明日もこの場所に立てるように頑張ります」と意気込みを語った。