【小倉競輪G1・朝日新聞社杯競輪祭】地元・園田匠が差し切り競輪祭初の決勝進出

＜小倉競輪場：朝日新聞社杯競輪祭＞◇G1◇12R S級準決勝◇22日

園田匠（福岡）が差し切り、競輪祭では初となる決勝進出を決めた。

S級S班の新田祐大（福島）に期待が集まったものの、オッズが割れた最後の準決勝。前受けとなった眞杉匠（栃木）が主導権を握りレースをリード。最終周回で新田が捲りに出ると、第2コーナーで北津留翼（福岡）も発進して一気に叩き切る。ゴール直前、北津留のスピードに乗った園田が差し切り、ダイヤモンドレースに続き2連勝ゴールを決めた。

地元勢のワンツーだったものの、人気を落としていた山田久徳（京都）が3着に入ったことで2車単は９番人気の5−1、2380円。3連単は53番人気の 5−1−8、1万5510円と万車券決着に。

▶動画：地元・園田匠が差し切り、決勝進出を決めた12R

目標にしていた決勝進出を決めた園田は、「最高です。地元で（北津留）翼と一緒に（決勝の切符を）取れたので嬉しいです。（後方からの捲りになったが）2人ともあれが得意パターンなので（決まって）良かった。（ラインで）ワンツーなので差しても差さなくても良かった。翼が優勝する走りをしてくれれば自分にもチャンスがあるので、2人で狙っていきたい」と連携した後輩に感謝しつつ、優勝への意気込みを語った。