【玉野競輪・G3・瀬戸の王子杯争奪戦】小原太樹が差し切り2度目の記念制覇

＜玉野競輪場：瀬戸の王子杯争奪戦＞◇G3◇12R◇29日◇S級決勝

小原太樹（神奈川）が差し切り、2度目の記念優勝を飾った。

地元地区のS級S班の松浦悠士（広島）に期待が集まった決勝戦。打鐘とともに森田優弥（埼玉）が踏み出すも、太田海也（岡山）ともがき合う展開に。最終周回で渡邉雄太（静岡）が踏み出すと、一気に叩いて先頭へ。ゴール前、渡邉のスピードに乗った小原が差し切った。

2車単は46番人気の8−1、1万7090円。3連単は225番人気の8−1−3、9万1460円という結果に。

▶動画：小原太樹が差して2度目の記念制覇を飾った12R

約5年ぶりに記念制覇を飾った小原は、「本当、（連携した）渡邉（雄太）君のおかげです。本当に嬉しい。初優勝の時も8番車だったと思うので、縁があるのかなと。良い時もあれば悪い時もあったが、今回優勝できて良かった。車番的にも良くなかったので、1回押さえるような動きで、行けるところから行くという作戦でした。無我夢中でハンドルを投げました」とレースを振り返った。

また、「これを弾みにさらに上に行けるように頑張りたい。次から一戦一戦大切に戦いますので、応援お願いします」とメッセージを送った。