【別府競輪・G2・ウィナーズカップ】山田庸平が差し切り、毘沙門天賞進出

＜別府競輪場：ウィナーズカップ＞◇G2◇12R◇18日◇S級特予選

山田庸平（佐賀）が差し切り、準決勝フリーパスの毘沙門天賞進出を決めた。

脇本雄太（福井）と山田の94期ラインに人気が集まった特別選抜予選。打鐘とともに脇本が発進すると、一気に叩いて先頭に立つと他ラインは攻めることができず。ゴール前、脇本のスピードに乗った山田が差し切った。

人気の同期ラインがワンツーを決めたことで、2車単は2番人気の9−1、680円。3連単は8番人気の9−1−5、3330円と本命決着に。

▶動画：山田庸平が差して特予選を制した12R

差し切った山田は、「まずは（連携した脇本雄太に）しっかりついていくこと。次に（番手の）仕事をすることを考えていた。最後かわすことが出来て良かった。自分の感覚としては余裕があったが、（最終）4コーナーを回ってからの（脇本の）踏み上げは、自分が感じたことのない選手でした。（最後は）一杯一杯でした」とレースを振り返った。

松山記念で優勝するなど好調をキープしているが、「いつも通り（仕上がりは）問題ないと思う。（通算勝利300勝まで残り2勝となったが）この機会に2勝できたらいいですね。今日も（九州地区の）後輩が頑張っていたので、自分もそれに続こうと思った。明日も1着目指して頑張ります」と意気込みを語った。