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【富山競輪・G3・瑞峰立山賞争奪戦】松浦悠士が捲って富山記念2度目の制覇

<富山競輪場:瑞峰立山賞争奪戦>◇G3◇11R◇23日◇S級決勝

松浦悠士(広島)が捲り切り、富山記念2度目の優勝を飾った。

平原康多(埼玉)に人気が集まった決勝戦。早い仕掛けで山口拳矢(岐阜)が踏み出し、主導権を握る。最終周回で竹内雄作(岐阜)が番手捲りに切り替えると、松浦がすかさず竹内のマークへ。最終2コーナーで宿口陽一(埼玉)が発進するも、小倉竜二(徳島)にブロックされ失速。最終4コーナーで松浦が捲りに出ると、平原も猛追。写真判定に持ち込まれたが、タイヤ差で松浦が押し切った。

2車単は3番人気の5−1、920円。3連単は21番人気の5−1−4、6900円とやや高めの配当に。

▶動画:松浦悠士が捲り切り優勝を飾った11R

2度目の富山記念制覇となった松浦は、「スタートで後ろになったので厳しいかなと思ったが、抑えるところは抑えようと思った。関東勢が前受けで、自分たちが中団になればいいなと思ったが、そうならなかったので、あとは突っ張られないようにと。竹内(雄作)さんが早めに出てくれたらチャンスがあるなと思っていたら、(最終)ホーム(ストレッチ)で出てくれたので、自分にチャンスが向いた。竹内さんが出てからバックあたりで風で失速する感じだった。自分も行けるところまで行って、後ろから抜かれるなら自分の力不足だから、踏めるところまで踏もうと思った」とレースを振り返った。

写真判定となったが、「勢い的に(平原康多に)行かれていたし、ハンドル投げも上手くいかなかったので2着かなと思った。昨日までの走りで疲労がかなり溜まっていたが、アップを短くしたりして上手く調整して、調子を決勝戦に合わせられたかなと思います。この後また岐阜記念などを控えているが、しっかり疲労を取って良い走りを見せられるように精一杯頑張ります」とメッセージを送った。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

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