競輪ニュース
吉田敏洋が地元記念で優勝「みんなの気持ちを背負って走ることが出来た」/豊橋G3
<豊橋競輪場:ちぎり賞争奪戦>G3◇12R S級決勝◇31日
吉田敏洋(愛知)が差し切り、地元記念で優勝を飾った。
松浦悠士(広島)と佐藤慎太郎(福島)のS級S班の混合ラインに人気が集まった決勝戦。打鐘が鳴り、深谷知広(静岡)が発進して主導権を握る。最終周回で人気の松浦悠士(広島)が踏み出すと、一気に捲り切り先頭へ。最終バックストレッチで浅井康太(三重)が猛チャージするも、佐藤慎太郎(福島)にけん制されてしまい大きく後退。その展開を突き、浅井の番手についていた吉田がゴール前で差し切り、嬉しい地元記念優勝を決めた。
2車単は29番人気の6−7、7830円。3連単は247番人気の6−7−3、76910円とW万車券決着に。
地元の意地を見せた吉田は、「せっかくの地元記念で(愛知支部が)自分1人の勝ち上がりだったので、みんなの気持ちを背負って走ることが出来ました。(先行を務めた)浅井(康太)君、様様です(笑)。(レース展開は)考える暇もなかったが、1コーナー過ぎから浅井が苦しい体勢からでも前に仕掛けてくれたので、バックの向かい風でもスピードに乗せることが出来た。(佐藤)慎太郎さんのブロックで、たまたまコースが空いたので踏むだけでした。浅井とは何十回と連携しているので、信頼してついていった。愛知県を代表して走るという気持ちだけでした」と連携した後輩に感謝。
また、「(コロナ禍で)非常に苦しい状況の中、無事に記念競輪を開催して頂けることが我々選手にも励みになるので、この場を借りて厚く御礼申し上げます」と関係者やファンにメッセージを送った
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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