原田研太朗が捲って準決勝進出「いつも通りの戦法で前から踏みました」／大垣G3

＜大垣競輪場：水都大垣杯＞G3◇12R S級初日特選◇12日

原田研太朗（徳島）が捲り切り、準決勝進出を決めた。

Ｓ級Ｓ班の郡司浩平（神奈川）に期待が集まった12Ｒ。打鐘前、小森貴大（福井）が踏み出して主導権を握る。最終周回で人気の郡司が7番手から捲りに出ると、それに合わせるように最終2コーナーから原田も発進。郡司は原田のマークにつく形になりゴール直前で迫るも、原田が押し切った。

2車単は5番人気の7-1、1330円。3連単は8番人気の7-1-2、2790円という結果に。

【動画】原田研太朗が捲って準決勝に駒を進めた12R

2連勝となった原田は、「（勝因は）昨日同様、展開ですね。内から行く作戦もあったが、いつも通りの戦法で前から踏みました。郡司君がどこから来るかなと後ろを見たら、郡司君が来たので自分で振って仕掛けました。郡司君が（番手に）入っていたのは分かっていたので、落ち着いて踏みました。雨だったので（スピードの）乗りが悪かったが、前だったのですんなり捲れました。明日も1着を取って、またインタビューを受けたいと思います」とレースを振り返った。