競輪ニュース
【久留米競輪G3・第27回 中野カップレース】吉田拓矢が捲って2度目のG3制覇
<久留米競輪場:第27回 中野カップレース>◇G3◇12R S級決勝◇29日
吉田拓矢(茨城)が捲り切り、2度目のG3優勝を飾った。
細切れ戦になったこともあり、本命不在でオッズが割れた決勝戦。打鐘前、山田英明(佐賀)が踏み出して主導権を握る。最終周回で取鳥雄吾(岡山)が発進すると、単騎の吉田も桑原大志(山口)のけん制も乗り越え、それに続く。
けん制した際にバランスを崩した桑原が転倒すると、それに巻き込まれた吉本卓仁(福岡)と稲川翔(大阪)が相次いで落車してしまうアクシデントが発生。後方のアクシデントを尻目に、吉田が捲り切り優勝を飾った。
アクシデントがあったこともあり、2車単は29番人気の7−8、6010円。3連単は190番人気の7−8−9、4万6220円と万車券決着に。
今年初優勝となった吉田は、「(近況好調だが)気持ち的に楽に走れていると思う。初手から岩本(俊介)さんの後ろになったが、取鳥(雄吾)さんが行ってくれたのでそれに反応出来た。(落車があったので)手放しでは(優勝は)喜べない。とりあえず(落車に巻き込まれなくて)良かった。少しずつ(KEIRIN)グランプリも見えてきたと思うので、気を引き締めて頑張りたい。いろんな戦法を使い分けての結果。もちろん自力勝負をすることは忘れず、勝てるところは逃さず頑張りたい。これからも精進して行くので応援お願いします」とメッセージを送った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
記事をシェアしよう