【西武園競輪G3・ゴールド・ウイング賞】守澤太志が差して決勝へ「気合いを感じた」

＜西武園競輪場：ゴールド・ウイング賞＞◇G3◇11R S級準決勝◇17日

守澤太志（秋田）が差し切り、決勝へ駒を進めた。

S級S班の守澤と、記念初出場から連続で決勝進出を決めている期待のルーキー・町田太我（広島）の2人に期待が集まった11R。打鐘とともに7番手から町田が踏み出して先頭に立つも、ラインが千切れてしまい単騎の状態に。最終バックストレッチで渡邉一成（福島）が番手捲りに切り替えるも、町田が抵抗。最後の直線で渡邉のマークにつけていた守澤が踏み出し、差し切った。

2車単は6番人気の 3-2、1330円。3連単は17番人気の3-2-9、5380円という結果に。

▶動画：守澤太志が差して決勝進出を決めた11R

S級S班の意地を見せた守澤は、「前々にしっかり攻めて、（連携した渡邉一成と）２人で決勝に上がりたかったのですが。（渡邉一成の）ダッシュがキツくて、本当に気合いを感じました。（町田太我が突っ張ったのは）あれは想定外で、（渡邉）一成さんも乗り越えたと思って僕も踏んでしまって申し訳なかった。準決勝はみんな気合いが違いますね。（好調なのは）S級S班になった自覚と、前を回ってくれる選手が気を遣って頑張ってくれているおかげ。もっと（S級S班の）ユニフォームが似合うように頑張ります。決勝戦も１着取れるように精一杯頑張ります」とレースを振り返った。