児玉碧衣が捲ってガールズコレクションを制す「自信を持って走れた」／松阪G2

＜松阪競輪場：ウィナーズカップ＞◇G2◇9R L級Gコレ◇28日

児玉碧衣（福岡）が捲り切り、今年最初のガールズコレクションを制した。

女王・児玉に人気が集まったガールズケイリンコレクション。前受けとなった佐藤水菜（神奈川）がレースをリード。最終周回、人気の児玉が6番手から発進。最終1コーナー、雨でバンクが濡れていた影響か、梅川風子（東京）が転倒したところ、人気対抗の高木真備（東京）も巻き込まれて続けて落車。後方のアクシデントを尻目に、児玉がそのまま押し切り人気に応えた。

人気対抗の高木と梅川が落車したこともあり、2連単は10番人気の2−5、2870円。3連単は42番人気の2−5−6、1万4520円と万車券となった。

▶動画：児玉碧衣が捲って今年最初のガルコレを制した9R

ガールズコレクションを制した児玉は、「前回の（完全優勝した）別府（F2）の上がりタイムも良かったし、最近悪いタイムは出ていなかったので、自信を持って走れた。（最終周回で捲りに行ったが）自分の中で踏み出しも良いと思ったが、後ろのほうでガシャンと鳴って、自分（が失格）なのかなと心配もありました。今は（落車した）2人の怪我の方が心配。やっと大きなレースを穫れたので、多少は気持ちに余裕が出てくるかなと思います。次は（4月開催の）豊橋（F1）で優勝できるように頑張ります」とメッセージを送った。