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【別府競輪G3・オランダ王国友好杯】大槻寛徳が差して決勝進出「素晴らしい走り」
<別府競輪場:オランダ王国友好杯>◇G3◇12R S級準決勝◇7日
大槻寛徳(宮城)が差し切り、決勝の切符をもぎ取った。
4連続V中の松浦悠士(広島)とビッグレースでも存在感が増しているスーパールーキー・山口拳矢(岐阜)の初対決に注目が集まった最後の準決勝。赤版周回、山口が踏み出して主導権を握る。打鐘とともに7番手から松浦が捲りに出るも、一旦3番手で様子を伺う。最終3コーナーで松浦が再度踏み出すも、山本伸一(京都)のけん制もあり捲り切れず。最後の直線、山口の番手で脚を溜めていた大槻が冷静に差し切った。
人気を集めた2人が2、3着に敗れたことで、2車単は12番人気の2-3、4870円。3連単は35番人気の2-3-1、1万2110円とビッグな配当に。
人気2選手を押さえて差し切った大槻は、「(連携した山口拳矢は)何も言うこともないぐらい素晴らしい走りでした。中団に松浦(悠士)君がいたので、自分がしっかり止めなきゃと考えていた。(山口が)掛けてくれたからには、自分も仕事をしないといけないなと。(脚の調子は)良くなってきている。昨日、一昨日と不甲斐ないレースをしてしまったので、そこを修正出来るように意識して走りました。決勝も頑張ります」と連携した後輩に感謝した。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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