【川崎競輪G3・桜花賞・海老澤清杯】古性優作が捲って決勝進出「調子良くなってる」

＜川崎競輪場：桜花賞・海老澤清杯＞◇G3◇8R S級準決勝◇10日

古性優作（大阪）が捲り切って決勝進出を決めた。

落車などもあり、3日目から12R制から10R制に変更となった川崎記念。最初の準決勝となった8Rは古性に人気が集まった。打鐘前、大石剣士（静岡）が踏み出して先頭へ。最終周回で新山響平（青森）が発進すると、大石ともがき合う展開に。最終バックストレッチで人気の古性が5番手から捲りに出ると、地元の松谷も番手捲りに切り替え。しかし古性がそのまま押し切り、人気に応えた。

2車単は7−3、690円。3連単は7−3−5、2270円とともに1番人気の決着に。

▶動画：古性優作が捲って決勝進出を決めた8R

人気に応えた古性は、「南（修二）さんと（の車券が）すごく売れていたので、期待に応えるために頑張ろうと思いました。（最終）2コーナーで新山（響平）君と接触しかけて、バック（ストレッチ）で踏んでしんどかった。（脚の）調子は良くなっていると思います。新山君のところまでは良い感じに回っていたのですが、そこから変になってしまいました。大石（剣士）君と新山君が凄すぎて（バンクの状態は）よく分からなかった。南さんと決勝に乗れたので一生懸命頑張ります」とレースを振り返った。