競輪ニュース
【小田原競輪G3・北条早雲杯争奪戦】地元・松井宏佑が逃げて記念初制覇
<小田原競輪場:北条早雲杯争奪戦>◇G3◇11R S級決勝◇29日
地元・松井宏佑(神奈川)が逃げ切り、嬉しい記念初優勝を決めた。
S級S班の清水裕友(山口)と守澤太志(秋田)が人気を二分した決勝戦。打鐘前、早い仕掛けで人気の清水が踏み出し主導権を握る。最終周回、地元の松井が捲りに出ると一気に叩き切り先頭へ。最後の直線、番手から迫る田中晴基(千葉)を振り切り、地元ファンの期待に応えた。
2車単は6番人気の1−4、1560円。3連単は8番人気の1−4−2、5260円という結果に。
地元記念初制覇&19年のオランダ王国友好杯に続き2度目のG3優勝を飾った松井は、「みんなが主導権争いをしていたので、落ち着いたところを一気に叩き切ればチャンスがあるかなと踏んだ。連日力を出し切っていたので、自信を持って叩きに行きました。今年は前回一緒に戦った(和田)真久留さんと郡司(浩平)さんが欠場でいなかったが、4日間自分らしいレースができ、最後に優勝が出来て良かったです」と喜びを噛み締めた。
小田原バンクでデビューした松井は、「デビュー戦では負けたが、A級からS級に上がった縁起の良い場所。(今開催は)見ている人たちにも印象に残るようなレースが出来たと思う。(神奈川支部エースの)郡司さんや真久留さんがいない穴を埋めるために頑張った。しっかり優勝が出来て、先輩たちに一歩近づけたかなと思う。今後も神奈川(支部)を引っ張って行ける選手になれるよう、精一杯頑張ります」とメッセージを送った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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