【放送レポート】毎日ぶっちゃけいりん ~南関東地区特別編~
番組映像
南関東地区の選手が集結!
『KEIRINグランプリ2020』開催を記念して、『GP直前! 毎日ぶっちゃけいりん』がABEMAにて5日連続で放送される。4日目となる12月26日(土)には南関東地区特別編が放送された。
今回は
和田健太郎(千葉・87期)
郡司浩平(神奈川・99期)
深谷知広(愛知・96期)
松井宏佑(神奈川・113期)
の4選手が参加。
MCは3日間担当したどりあんずから代わって、U字工事が担当することに。
来年、愛知支部から静岡に移籍する深谷は、「(郡司浩平とは)今のところほぼ無関係です(笑)。でも来年から同地区になるので、関係性を築いていければ。地区が違うと会う時間もあまりないので」と言うと、和田は「(深谷の移籍は)つく側としては頼もしすぎる(笑)。(深谷の)追い込みは縮みあがっちゃう。少し気を使ってくれれば(笑)」とお願いを。郡司も「これからは僕の前で先行して頂ければ(笑)」と期待していた。
郡司が地元グランプリへの意気込みをぶっちゃける
乾杯してからは本題のぶっちゃけトークへ。佐藤慎太郎(福島)が「郡司は地元だから3割り増しになるだろうから気になる」と発言していたが、「そんなことはないとは思いますが、地元なので気合いは入りますよね。見せ場を作りたいという想いは、他の選手より強い。(KEIRIN)グランプリに限らず、地元でのレースというのは他の選手も思い入れは強いと思う」と意気込みを。
父親(郡司盛夫)も元選手ということもあり、U字工事の福田から「グランプリで優勝したらお父さんとどうやって喜ぶ?」と聞かれた郡司は、「普通におめでとうぐらいじゃないですか。事前番組なんかの(親子の絆を描いた)VTRはTV的なものじゃないですか(笑)」とぶっちゃけトークを。
グランプリ初出場の和田「全然緊張していない。」
またKEIRINグランプリ初出場となる和田は、「全然緊張していないです。あまりにも舞台が大きすぎて、まだ自分のこととは思えないので。普段はけっこう緊張するんですけど」と現在の心境を告白した。
それを聞いた深谷は、「選手は他の選手に(緊張しているのを)悟られたくないのか、平常心ぶっているので(緊張しているかは)わからない。でもたまに控室にユニフォームを忘れていくような選手もいる(笑)」とレースの裏側を語った。
郡司自身のベストレース
KEIRINグランプリに出場する郡司&和田の強さを掘り下げるため、それぞれが選んだ2020年のベストレースを発表。
郡司が選んだのはG1競輪祭の決勝戦。「何十回も見直した。余韻に浸っている(笑)」と自ら大絶賛。逆に郡司たちとラインが千切れてしまった和田は、「これはトラウマですね(笑)。郡司が優勝してくれて良かった」と一気に苦い表情に。郡司は、「(和田が千切れたのは)気づいていなかった。いると思って踏んでいた」とレースを振り返った。
郡司がグランプリで一番警戒している選手
グランプリで一番警戒している選手を聞かれた郡司は、「みんな強いので、この人というのはいない」と回答。この選手にグランプリを獲らせたくないという選手は? と聞かれ、「和田さんかな」と競輪祭の決勝でラインが千切れたミスをイジっていた。
また注目のラインを聞かれ、「中途半端な答えになっちゃうけど、どこからも勝負が出来る選手ばかりなので分からない」と本音を。作戦について聞かれ、郡司が「いろんなパターンを考えておかないといけないなと思っている」と答えると、和田は「どんな作戦でもいいので、(作戦の内容を)話さないようにしてくれれば(笑)」とお願いしていた。
グランプリ出場経験のある深谷は、「(KEIRINグランプリは)一発レースなので、(対策は)人それぞれ。1回しかないチャンスだからこそ自分の走りをしたいという人と、だからこそ絶対に優勝したいという人に分かれるかも。今年は誰が先行するんだろう? 難しいレースになりそうですよね」と予想していた。
和田が作戦についてぶっちゃける
作戦の決め方について聞かれた和田は、「(連携する時は)だいたい郡司主導で決めるけど、すぐに決まる時もあれば、対戦相手によってはとすごく考える時もある」と回答。
作戦を決めるタイミングについて聞かれた郡司は、「だいたい(レースで)名前が呼ばれる直前ぐらい。どの地区でもそんな感じだと思う。前の日に大まかには決めているけど。だから今回もそんな感じでいいのかなと」と、直前に決めていることを明かした。
和田自身のベストレース
和田が今年のベストレースに選んだのは、G1競輪祭の準決勝。「珍しく(郡司)浩平が内に詰まってしまってヤバいと思ったが、この後に深谷くんにぶつかっていてしっかりリカバリーしてくれた。緊張感の中で決められる郡司も凄いし、自分もしっかりついていけたので」と選んだ理由を明かした。郡司にヤラれてしまった深谷は、「先ほどの和田さんに続いて(レース映像を見るのが)地獄です。簡単に倒されました(苦笑)」と苦い表情を。その発言を受けて郡司は、「(深谷が来年)南関に移籍するということなので、この場を借りて謝罪します」と、気まずそうにしていた。
一番警戒している選手を聞かれた和田は、「(佐藤)慎太郎さんの追い込み。どんなところでも突っ込んでくるし、レースが上手いので。去年のグランプリみたいにゴチャついても(1着に)来れちゃう」と昨年の覇者が気になる様子だった。
G1競輪祭決勝についてぶっちゃける
G1競輪祭の決勝の決勝で郡司&和田と連携した松井が「作戦はすぐに決まった」と言うと、和田は「むしろもう少し考えてくれよと。(松井は)ただ先行したいと言うだけなので(笑)。郡司が手綱を引いてまとめてくれた」とレースの裏側を暴露。郡司は、「こうした方が先行できるんじゃない? とはアドバイスしました」と言うと、本能で走るタイプの松井は「多少は(アドバイスの内容を)理解した」と微妙な回答をしていた。
郡司が和田とのラインについてぶっちゃける
郡司と和田のラインについて聞かれ郡司は、「今年に関しては一番(ラインを)組んでいるんじゃないですかね。作戦とか含めて、信頼関係は出来ていると思う。ただ競輪祭の決勝戦に関しては(和田さんのことが)分からなかった」と話しを蒸し返すと、和田は「まだその話しする!?」と苦笑。それを聞いて郡司は、「ワンツー決まることも多いし、(ラインの)相性は良いと思う」とトークでもフォローしていた。
競輪初心者の瀧山あかねアナが、「和田さんは(郡司さんや松井さんに)ついていく練習とかしているんですか?」と聞くと、和田は「凄い(質問)ですね。本当、そこは気をつけています」と反省しっぱなしだった。
和田がグランプリへの思いをぶっちゃける
U字工事の福田が、「グランプリは今までどんな風に見ていたんですか?」と和田に質問すると、「凄いなと。(自分が絶対出場してやるという気持ちは)全然なかった。あんまり現実味がなかったので。実際、レースを走っていたら化物みたいな選手ばかりなので、そんな選手たちの中で(グランプリを目標に挙げるのは)僕は言いづらかった。競輪祭の決勝で(出場が)決まり、みんながおめでとうと言ってくれたけど、俺は松井宏佑と(ラインが)離れたトラウマのほうが大きすぎて、(おめでとうの言葉が)全然入ってこなかった」と意外な心境を吐露。
深谷が今年のグランプリについてぶっちゃける
また深谷は、「郡司だったら何でも出来るので、臨機応変に(レースが)出来ると思う。ただ今回はそういう選手ばかりですからね。あとグランプリで打鐘から踏むのはかなり覚悟がいるので、先行を見合ってのレースになる可能性が高いのかな」と予想していた。
郡司「どこかのタイミングで先頭に立ちたい」
瀧山アナに「今の段階で考えている作戦はありますか?」と聞かれた郡司は、「どこかのタイミングでは先頭に立ちたい。ただどこのタイミングになるかは分からないですが」とオブラートに包むと、U字工事は「みんな(この番組を)見ているから、作戦はさすがにぶっちゃけられないですよね」とフォローしていた。
松井「ホームバンクなので優勝したい」
ヤンググランプリに出場する松井は、「ホームバンクなので優勝したいですね」と意気込みを。優勝賞金の使い道を聞かれ、「今乗っている車に飽きてきたので、新しい車の資金にしようと。警戒している選手はナショナルチームで一緒に演習している高橋(晋也)とか小原(佑太)。あと同期のライバル的な宮本(隼輔)は器用なので注目している」と語った。
和田と郡司が現在の調子をぶっちゃける
現在のコンディションについて聞かれ和田は、「それなりだと思います。寒さに慣れるために普段の競走に出る格好で練習している」と答えると郡司は、「スゴく調子が良い。今すぐ走りたいぐらい」と絶好調ぶりをアピール。特別な練習をしているのか? と聞かれ郡司は、「去年初めて(グランプリに)出た時にいろんなことを試した(けどダメだった)ので、今年は普段どおりで臨めたら。グランプリだからと、特別に何かしないほうがいいのかなと去年思った」と告白。和田は、「ダッシュに千切れないような練習をする。(優勝したら)賞金は家のローンに使う」と手堅い使い道を明かした。
グランプリ経験者の深谷も、「普段どおり平常心で(バンクに)入るのが一番。大きく構えていればいいと思う」とアドバイス。U字工事の福田が、「南関(地区に)入っていなくても、今のアドバイスはした?」と聞くと、「していないです」とキッパリ否定して笑わせた。それを聞いて和田は、「参考になりました。『ぶっちゃけいりん』に出て良かった」とまとめた。
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未公開映像の見どころ
郡司選手が高校で強豪野球部に所属していた時の話をぶっちゃける!
さらに、実はいじられキャラである松井選手と郡司選手の裏の顔がぶっちゃけられる?!
ぜひ、ご覧ください!
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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