【武雄競輪G3・大楠賞争奪戦】郡司浩平が捲って準決勝へ「身体の反応は悪くない」

＜武雄競輪場：大楠賞争奪戦＞◇G3◇12R Ｓ級二次予選◇23日

郡司浩平（神奈川）が捲って、準決勝進出を決めた。

郡司に圧倒的支持が集まった12R。早い仕掛けで林慶次郎（福岡）が先頭に立ち、レースをリード。赤版3コーナーで人気の郡司が発進するも、郡司のスピードについて行けずラインが千切れる形に。単騎の状態になったものの、他を寄せつけない走りで後続車をつき離し、そのまま押し切った。

3着に人気を落としていた西田雅志（広島）が入ったことで、2車単は2番人気の1-2、380円。3連単は32番人気の1-2-4の1万4780円と万車券決着に。

▶動画：郡司浩平が捲って人気に応えた12R

人気に応えた郡司は、「行けるところでしっかり仕掛けようと思った。ラインで決まらなかったのは残念だが、1着取れて良かった。今日はレースの流れを見て行けているので、身体の反応は悪くないと思います。後方になっても行けるところで行こうとは心がけていた。一瞬詰まったので、そこしかないと。（ラインが千切れてしまったが）僕もしっかり踏まなきゃと全開で行ったので、後ろは煽りとかでキツかったのかなと。（G1日本選手権競輪も控えているが）良い流れで迎えたいと思っている。昨日の走りもそうだが今日も行きたいところで反応できているので、準決勝に繋がると思う。あと2日間、しっかり力を出し切って良い結果を残して帰りたい」と意気込みを語った。