競輪ニュース

【武雄競輪・G3・大楠賞争奪戦】山田英明が2連勝で準決勝へ「安心感があった」

<武雄競輪場:大楠賞争奪戦>◇G3◇12R S級二次予選◇24日

山田英明(佐賀)が差し切り、準決勝進出を決めた。地元・山田と連携する松浦悠士(広島)に人気が集まった最後の予選競走。打鐘前で伊藤信(大阪)が仕掛けて主導権を握る。最終周回で人気の松浦が発進すると、一気に叩いて先頭へ。最後の直線、番手で脚を溜めていた山田が踏み出し差し切った。

2車単は2番人気の1−7、250円。3連単は6番人気の1−7−2、1420円と人気決着に。

▶動画:山田英明が差して準決勝に進んだ12R

2連勝で予選突破を決めた山田は、「(連携した松浦悠士は)周回中から安心感がありました。オーラがありましたね。何とか準決勝まで進めました。(3月のG2ウィナーズカップで落車して)大腿骨にヒビが入った。自分は鎖骨も折ったことがなく、骨折自体が初めてだったので出来ることからとちょっとずつと。そしたら何とかここまで回復しました。(地元の記念は)出場したかったし、ダービー(日本選手権競輪)も控えているので必ずここまでには復帰しようと」と復帰への想いを語った。
また、「なかなか自分の壁を突破できない時期が続いていたので、自分の考えを1度置いて強い選手たちの胸を借りるつもり、勉強のつもりでつかせてもらうのも手かなと思った。(松浦は)初めてつかせてもらったが、ゴール前のハンドル投げが凄く伸びたのでビックリしました(笑)。間の取り方や仕掛けところのタイミングなどが上手い。今日は松浦しか見ていなかった。明日も決勝に乗れるように頑張ります」と連携した後輩に感謝した。

ウィンチケット編集部
WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。

記事をシェアしよう

関連ニュース