【いわき平競輪G1・オールスター競輪】古性優作が捲ってシャイニングスター賞を制す

＜いわき平競輪場：オールスター競輪＞◇G1◇11R S級シャイ◇13日

古性優作（大阪）が捲って、シャイニングスター賞を制した。

新田祐大、佐藤慎太郎の地元・福島コンビに人気が集まった本日の目玉レース。打鐘前で深谷知広（静岡）が踏み出し、主導権を握る。最終2コーナー、4番手から古性が発進すると一気に叩き切り先頭へ。ゴール直前、番手から迫る村上義弘（京都）を振り切り押し切った。

人気を落としていた近畿勢がワンツーを決めたことで、2車単は16番人気の4−8、4630円。3連単は93番人気の4−8−9、2万8260円とビッグな配当となった。

▶動画：古性優作が捲ってシャイニングスター賞を制した11R

オリオン賞に引き続き制した古性は、「昨日は迷惑をかけてしまったので、今日は頑張ろうと思った。自分が（このレースの中で）一番弱いので、しっかりレースを作ろうと動いた。打鐘でしんどかったので、とにかく行こうと。（勝ったのは）たまたまだと思います。辛すぎて（ゴールの瞬間は）覚えていません。雨もキツかったので。（連携した）村上（義弘）さんとしっかり（ワンツーが）決まったので嬉しかったです」とレースを振り返った。

また、「1日目も2日目も（先行の）後輩の選手が頑張ってくれたので、自力でも恥じない走りができればと思っていた。しっかり結果を出せて良かった。オリオン賞から走らせてもらえて、ファンのみなさんのおかげで良いスタートを切られた。明日が準決勝なので、気を引き締めて頑張ります」と投票したファンや連携した後輩に感謝した。