【小田原競輪G3・北条早雲杯争奪戦】清水裕友が捲って決勝へ「状態は悪くない」

＜小田原競輪場：北条早雲杯争奪戦＞◇G3◇11R S級準決勝◇28日

清水裕友（山口）が捲り切り、決勝進出を決めた。

深谷知広（静岡）と鈴木裕（千葉）の南関勢に人気が集まった最後の準決勝。赤版2コーナーで人気の深谷が踏み出すも、石塚輪太郎（和歌山）に抵抗された際に接触してしまい落車してしまうアクシデントが。前受けとなった小原佑太（青森）がレースをリードする中、最終バックストレッチで石塚が捲りに出ると、清水裕友（山口）も続いて発進。大外から捲り切り、決勝進出を決めた。

人気の深谷が落車したこともあり、2車単は11番人気の3−2、4610円。3連単は115番人気の3−2−8、6万3860円とビッグな配当に。

▶動画：清水裕友が捲って決勝に進んだ11R

捲り切った清水は、「車番も悪かったので前か後ろかと思ったが、運良く中団が取れた。そこから1回動いて自分で（レースを）組み立てようと思っていた。（深谷知広の）落車を避けて脚を使っていたので、仕掛ける間合いが難しかった。それを乗り越えて何とか1着に来られているので、状態は悪くない。（自転車の調整は）思い切って部品などを変えてみた。感触的には良かった。最近不甲斐ないレースが続いていたので、明日はしっかり優勝目指して頑張ります」とレースを振り返った。