競輪ニュース
【前橋競輪G3・三山王冠争奪戦】竹内雄作が逃げて決勝へ「残れて良かった」
<前橋競輪場:開設71周年記念三山王冠争奪戦>◇G3◇11R S級準決勝◇22日
竹内雄作(岐阜)が逃げて、決勝に駒を進めた。
実力者が揃ったこともありオッズが割れた11R。打鐘前、竹内が踏み出してレースの主導権を握る。その直後、大塚健一郎(大分)が和田健太郎(千葉)をけん制した際、2人が続けて落車してしまうアクシデントが発生。最終バックストレッチで宿口陽一(埼玉)が捲りに出るも、山田英明(佐賀)に合わせられてしまい不発。内をすくった渡邉雄太(静岡)が最後の直線で迫るも、竹内が押し切った。
2車単13番人気の3−9、2870円。3連単は118番人気の3−9−4、3万1020円と万車券決着に。
混戦を制した竹内は、「抑えに来るのが蕗澤(鴻太郎)君だと思ったのでそこは予定外だったが、落ち着いて(前に)出られた。(打鐘でビジョンを見て)落ち着いて踏み直したという感じ。(連携した吉田)敏洋さんが仕事をしてくれたおかげだと思います。(最後は)一杯で、(吉田や渡邉雄太に)行かれたと思ったので残れて良かった」とレースを振り返った。
今回フレームやシューズを変えたという竹内だが、「心配の中での立ち上がりだったのですが、今回の1着でプラスに働くと思う。(1着を取れたのは)展開が向いたから。フレームは硬めを持ってきたが想定と違った。仕上がり的には身体は100(%)だが、それをフレームに伝えるという点では50(%)ぐらい。それでも勝ち上がれているので、(脚の)調子は良いと思う。(逃げ切れたのが)いちばん嬉しい。(落車など)想定外のことがいろいろ起こったが、そんな中でも鼻を切って残せているのでプラスに捉えたい。自分の持ち味を出せるよう、しっかり確定板に残せるよう頑張ります」とメッセージを送った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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