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【函館競輪G3・五稜郭杯争奪戦】野口裕史が逃げて快勝「自分のペースで行けた」
<函館競輪場:五稜郭杯争奪戦>◇G3◇11R S級一次予選◇15日
北海道北斗市出身で元ハンマー投げ日本王者の野口裕史(千葉)が逃げ切り、白星発進を決めた。
松谷秀幸(神奈川)ら南関勢に人気が集まった最後の一次予選。打鐘前、野口が踏み出して主導権を握るとパワフルな走りで快走し、番手から迫る松谷も振り切り押し切った。
人気の南関勢が上位を独占したこともあり、2車単は2番人気の7-3、330円。3連単は6番人気の7-3-9、1310円と人気決着に。
出身地に近い函館バンクで白星発進を決めた野口は、「(函館の)気候も合っているので、リラックスして走れました。(10Rまでは)強い選手が逃げて、ゴール前で3、4着に沈んでいたのですが、展開的に自分の得意なパターンで自分のペースで行けた。ホーム(バンク)の向かい風が強くてヤバいかなと思ったが、そこだけ耐えれば行けると思ったので食いしばった。(西武園記念でG3初優勝を飾ったが)そこから自分のペースがわかってきた。今日(の走りで)ダメージがあると思うが、今日1着取らないと明日以降ここ(勝利者インタビューに)来られるかわからなかったので頑張りました(笑)。今回は記念(G3)だが、メンバーが豪華なので負けないように頑張りたい。明日も全開でがっつり掛けて行くので応援お願いします」とメッセージを送った。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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