競輪ニュース
【奈良競輪G3・秋篠賞】中西大が2連勝で準決勝へ「優勝を目指して走る」
<奈良競輪場:秋篠賞>◇G3◇12R S級二次予選◇30日
中西大(和歌山)が逃げ切り、2連勝で準決勝進出を決めた。
初日特選を制した中西に人気が集まった12R。赤版周回、佐伯辰哉(広島)が踏み出して先頭に立つも、すかさず中西も発進して主導権を握る。打鐘が鳴り、近畿勢の3番手の真田 晃(兵庫)が佐伯にブロックされ、失速。それを見て中村良二(福岡)が3番手で中西らに続く。最終バックストレッチで佐伯が再び踏み出し激しい3番手争いが行われる中、中西がそのまま押し切った。
人気を落としていた中村が3着に入ったことで、2車単は1番人気の1-5、200円。3連単は14番人気の1-5-8、5720円とやや高めの配当に。
2連勝で予選突破を決めた中西は、「ワンツー決まって嬉しい。地元の先輩についてもらえるので、しっかり走ろうと思った。佐伯(辰哉)君も先行すると思ったので、隠れながら行こうかと(笑)。思ったより踏んでいなかったので、隠れながら行けました。出切ってからは佐伯君も内にいるだろうと思ったが、引いても巻き返してくるのは遅いと思ったので(自分の)ペースで行けました。昨日のほうがスピードに乗っていた。今日のほうが(バンクが)重かった。優勝を目指して走りますが、明日は先行で頑張って1着取れるように頑張ります」と力強く優勝宣言した。
- ウィンチケット編集部
- WINTICKET(ウィンチケット)のコンテンツ編集チーム。初心者でも0からわかる記事を150本以上執筆した他、グレードレースを中心とした「WINTICKETニュース」、ABEMA 競輪・オートレースチャンネルでの番組の見どころをまとめたレポート記事の執筆を担当。
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